円グラフとドーナッツグラフの比較(第1表)

円グラフとドーナッツグラフはどちらも「比率を表す」のに使用されています。

●円グラフの特徴: 1.「一つの系列の合計額を100%とする円」で、[数値]または[%]を付け量を表し、 全体の中に占める割合を表示します。
2.「一つの系列だけを表示」します。
(下図参照:4市町の児童と一般人の構成比を表すのに、4っつのグラフを必要とします。)

●ドーナッツグラフの特徴: 1.データを構成する要素を大分類と小分類の2つに分ける場合、夫々の分類比率を 2つの円グラフを重ねた「ドーナッツ」型で表現するものです。
2.円グラフと似ていますが「複数の系列を表示」することができます。
(次ページ参照:4市町の児童と一般人の構成比を表すのに、1つのグラフで済みます。)

●どちらが見易いかは、人によって異なるかと思います。 ドーナッツの場合には、輪の順序、何層にするか等、編集面で一工夫が入りそうです。

元の表

近隣4市町の児童数から少子化の傾向を見る
市町名 人口(15・16年) 小学生男子 小学生女子 小学計 中学生男子 中学生女子 中学計 児童合計 一般市町民
龍ケ崎市 77,665 2,602 2,514 5,116 1,308 1,255 2,563 7,679 69,986
取手市 80,206 1,999 1,997 3,996 978 858 1,836 5,832 74,374
藤代町 33,476 883 805 1,688 505 446 951 2,639 30,837
利根町 19,108 408 358 766 210 205 415 1,181 17,927

上の表をコピーしてご使用ください。そうして、必要部分を残して縮小します。

可視セルをグラフに表示します。

その縮小を元に戻すと、折角作成したグラフが変形(伸びる)するので、新しいブックにコピー保存し、 次のグラフに取り掛かること。

●表の戻し方

(1)行列番号選択ボタンを押し、アクティブにした上で、どれかの列番号境界にマウスを当て、 少しドラッグすれば戻ります。
(2)隠した両側の列番号を選択しておいて、書式⇒列⇒再表示 で戻ります。

不要の列を隠した表(図なのでコピー使用不可)


     、

円グラフ作製要領(この場合[可視セルのみプロットする] 項目は自動的にオンになります。)

(1)元データの必要部分のみを残し、他を隠す。(不要の列を隠した表を参考に)
(列番号境界にマウスを当て、ポインタが変わったのを確認してドラッグして隠す。)
(2)グラフに表示したい項目名と1つの市(町)を選択する。
(3)グラフウイザードを起動し、円のNo.1を選択する。
(4)グラフウイザード1/4〜4/4に従がって、記述する。
(5)記述の方法に就いては「シリーズ1」の棒グラフ作成手順を参照ください。

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