マルチメデア実習室 1〜20総集編

「ある事が契機で○○と△△が分かった」は、よくある話しです。

「芋ずる式に」となると、「犯人が挙がった」等の用例が示す通り、悪い印象を与える連語に使われる場合が多いようです。ところが、私の「パソコン実習」の場合、疑問点が多かったためか、そのような事が起きたのです。「ある事」とは前回、前々回記載のフアイルが重い」「HTMLソースの複雑化に気が付いたことでした。

以下のことは、市販のページ作成ソフトご使用の方には経験されないことと推察 します。何しろ至れり尽くせりに解決していますので。(間違いたら乞ご勘弁)

  1.ホームページのフアイル容量が重くなった時期

今年の5月、MS-WORDー2000、MS-EXCEL2000を購入。以降WORDー2000のMicrosoftWord for Windowsの機能を使って、新規作成したページおよび追加訂正を施した旧ページのフアイル容量が大きくなっていました。

  2、その容量を小さくする作業(前回書きましたが、整理して再度)

WORD97、Htall95、Netscape Composerで作ったページは容量が小さいのですが、現在使用のパソコンにはWORD97、Htall95はインストールされていませんそんな折、或る公式天文台でMS-Front Page Express2.0を使用していることを知りました。MS-Front Page の機能限定版(Windows98に標準装備)なので今まで余り期待してなかった代物でしたが、使う気になったのです。このことが、はからずも以後のパソコン操作に大きな解決の糸口を与えて呉れたのです。

作業手順

(イ)フアイル容量の大きいページをコピーして、一太郎に貼り付け、一旦テキスト文書にする。

(ロ)(イ)のテキスト文書を直にWebページの形でホームページのホルダーに保存

 (HTMLタグの効力が消え、ただ文字のみぎっしり並んだ形になっている。)

(ハ)Front Page Expressか、NetscapeのComposerのホームページ・エジターソフトで(ロ)のフアイルに改ページ・改行文字色文字サイズ文字種類 (見出し以外はMS、NC共通して行を揃えるためにJSー明朝を使用)、リンクおよび画像挿入等の設定・編集をする。

効  果

フアイル容量の大きなページの容量が約半分以下に減った。

マイクロソフト、ネトスケープのどちらのブラウザで見ても文字が揃って見易い。

一連のフアイル減量作戦が終わって、トップページの改良を行ったのです。背景 色が黒色のためか、他に原因が有ったかどうかはわかりませんがネットスケープ・ナビゲータでは私のページの上半身が表示されていないことでした。(とにか くネットスケープで手を加えると表示不良になるケースは毎度のことなので、別に驚くことはなく)リンクは下段から出来る状態でしたので後回しになっていたのです。

そこでHTMLソースのアドレスのC\・・\・・\の\を/に直し、更にCを/Cにしたところ、なぜか全体が表示されたのです。これをアップロードし、一件落着と思ったのですが、これが大きな過ちの元で、翌日2人(メル友と訪問者)からご親切な指摘を頂きました。なんと、「トップページから先へ進めない。内容がぜんぜん見られない。」と言うことです。

私のパソコンでは全部が良く見えて、何処へのリンクも0Kの筈でしたので、そこでメル友、星友そしてパソコン・ハードのオーソレテイーである例の寺田さんに電話しました。(何かテストをしたい時は何時もこのようにお願いしているのです。)幸い大学が夏休で在宅、早速ページを見て呉れて一発回答がありました。   

「いくら電話回線を繋いでインターネット上で見ているつもりでも、自分のハー ドデスク内を見ているんですヨ。アドレスが///Cになっていますヨ」とのことです。パソコンは利口過ぎて、自分のホルダー内とサーバーのフアイルを除去 しても、シツコク過去のフアイルを表示することがあります。ですから何らか で表示出来ない時、勝手にハードデスク内のフアイル表示に切り替えてしまう のです。今回の場合は私がハードデスクを指定してしまった(アドレス・ミス) なので尚更でした。

アドレスを確かめる大原則をおろそかにしたお粗末の極みです。ですが、これ がまた、良いキッカケとなったのです。

トップページの大改造は前回書きましたとおりですが、どうしてもトップペー ジの文字板から2フレ−ム表示のためのフアイル(私の場合一つの例をあげる fure-jinja-lr :フレーム様式の神社編のレフト・ライトの2画面表示の意味 です。よろしかったら、2フレームにリンクした時にアドレスを参照願う)に リンクが貼れず、2昼夜を費やしてアップロードも20〜30回繰り返しトラ イしついに断念していたところに上記のアドレス・ミス事件が起きたのです。

アドレスのフルネームHTTP://www.・・・から始まる絶対バスのフアイル名を全フアイルの必要個所に貼り付けやら確認をしました。

2フレーム表示は去る3月に総目次からリンクが出来て完了したと思っていました。アドレスも絶対バスで記入されており、HTMLの記述も確かでした。ですから、インターネット上でも機能が果たされているのです。

それなのに、何故トップページで出来ない。これが不思議でした。たまたま、 リンクの発信元の総目次と受けて側のHTMLソースとを見比べた所、片やFrontPage Expressで、片やNetscapeのComposer作成のフアイルでした。しかも、ネットスケープ作成フアイルにはHEAD 部分にHTML4.0と書いて有りました。windows98付録のフロントページ・エクスプレスは当然それをサポートしている筈なので、機能が果たされて当然なのです。と言うことはつい半月前のまでの総目次はワード97製だったのを今回のフアイル減量作戦でフロントページ・エクスプレスで再作成したために、HTML4.0をサポートすることになり、 自動的に総目次から2フレーム表示のためのフアイルにリンクされる状態になっていたのでした。

後になってワード97の参考書の目次からHTML関係のページ全部をめくって見 たら、ワード97はIE3.0より機能が劣ると書いてありました。となると、せいぜいHTML3.0対応の機能だったのでしょう。

考えて見ると、この問題もスタートの時点で ”使用するソフトが2フレーム機能を持っているか、どうか”を調べることが先決であり大原則でもあるのです。どうも私のやること、なすことすべてがこの調子で、何処かが抜けているので、こわーいかみさんから「長生きするよ!」と言われる所以です。また、私自身もよわーい体で生れ育って、未だに連夜の午前様のように、わかーい気分と生活を続けていられるので納得しているところです。(余談ですみません)

前回トラブルで覚えるパソコン」で書きましたが、栗林義長物語で使おうとした、右側メイーンページの中に各章の見出しが呼び出されるように被リンク (ターゲットという)を置き左側の第1フレームに目次(リンクの呼び出し側)を置く方法が不発に終わっていたものが、今回いとも簡単に実施できました。

(参照:トラブルで覚えるパソコン) (参照:栗林義長物語前編
(元へ戻すリンクを作りませんでしたので、ブラウザの戻るをご使用下さい。)

これがまた非常に簡単で、HTMLのサンプルが一つ出来れば、あとは、 ひたすらコピー、貼り付けをした後、語句の訂正をすれば良いのです。 このHTMLソースのコピー、貼り付けは非常に便利で早いのです。2〜3例をあげて見ました。

1、たとえば、このページの最下段の「トップへ戻る」・・がそれです。私は何も書かず、予め雑記帳に HTMLソースが打ち込んであり、常にそれを開いて作業をしているので、コピー貼り付けは簡単なのです。

2.トップページに手を加えると訪問者カウンター(私の入会するプロバイダーでは) <IMG SRC="/cgi-bin・・・"がすぐ壊れます。警告も出されます。それも正常な状態の時のHTMLソースを コピーして置けばすぐ復元出来ます。 これをワード2000で行うとたいへんなのです。前述の[HTMLソースの長大複雑化」にありますように、 入力場所を探すのに一苦労なのです。 文字数も200字を超える程です。HTML5.0で表現能力がアップされてのことでしょうが、私のページ位でしたらHTML4.0で 十分で、しかも使い易いのです。

3.リンク<A="・・・"も全く<img src="・・・"と同様処理です。

4.背景色のBGCOLOR="・・・"で記述されるが、このフアイルでは、マルチメデアのジャンル 色#f3ffeeをHTMLソース打ち込む。背景色で気に入ったものがみつかれば、あとはそのタグを打ち込む だけで全く同色が得られます。

5.フアイルの実例では 、総目次とページ情報のような定型的なもの はフアイルは開くだけで、記入は HTMLソースのコピー、貼り付けで処理してきました。ですから、ワード2000購入後も、なお、 旧態依然としたワード97様式をそのまま継続していて、今回のフアイル減量作戦で Front Page Ex press2.0 で再編集したがためにhtml4.0に対応するようになり、事態は好転したのです。

下はページ情報2日間のHTMLソース記入例:段をコピーして次行に貼り
付けてピンク部分の日付と字句を上書きする。

LFONT FACE=MS 明朝 SIZE=2 COLOR=#ff0000>
2000.08.10
/FONT><FONT FACE=MS 明朝 LANG= SIZE=2>
俳句投稿44年の山田幸夫さん(読売新聞2000年8月号PR版を見て)
/P></FONT>

FONT FACE="MS明朝" LANG= SIZE=2 COLOR=#ff0000> 
2000.08.12
/FONT><FONT FACE=MS 明朝 LANG=SIZE=2>
栗林義長物語後編(連載)ー佐竹軍との戦い(後編)ー
/FONT>

結  論

  1. HTMLソース記入の場合は、どのソフトで行っても弊害は起きない。安全性有
  2. HTMLソース記入の場合は、いくらワード2000を使っても字数相当の容量しか増えない。折角購入のワード2000なのでHTMLソース記入で済むものは全部これを使用。他のソフトで作成したフアイルでも原型が保存されて弊害なし。

但し、弊害かどうか分かりませんが、こんなことが有りました。 トップページをワード2000で作成し、それを Front Page Express2.0で編集 したところ最下段の猫の尾が動かなくなってしまったのです。 即ちアニメ機能がなくなったのです。不思議な事に上段の暑中見舞いは動いているのです。ワード2000でいくら HTMLソースを打ち込んでも、また編集機能でアニメフアイルを挿入してもアニメ機能は無視されるのです。大嫌い の(下記 説明)○○.files(この場合はindex.files)にも関係しているかとアニメフアイルを入れたり、出したりしても駄目 で最終的には Front Page Express2.0にHTMLソースを打ち込んで解決しました。 同じような事が他のフアイルにもありました。ちなみにトップページのHEADのMETAは下記のようになっていました。

meta name="Originator" content="Microsoft Word 9">       
meta name="GENERATOR" content="Microsoft FrontPage Express 2.0">ー

  1. HTMLソース記入の方が能率的に行える場合が多いようです。

  3つのソフトのそれぞれの欠点

  1. WORDー2000のMicrosoft Word for Windowsの機能 では、少しの加筆訂正で字数の増減がなくてもフアイル容量が、その都度目に見えて積算される。画像をテキストと一緒に表示させるときに自動的に作られる○○.files は関連imageフアイルをまとめたフオルダーで、フアイル管理やアップ・ロードを楽にする働きのために作ったと思われるが、同名imageが沢山出来てしまい以後何らかの修正加工をする際、非常に問題をややこしくしている。事実、難問題に直面して困ったのである。全く余計なお節介だ! ー HEAD部で全ての項目を詳述しているらしいが、スクロールが大変である。
  2. NetscapeComposer での HTMLタグの打ち込みが分かりずらい。
  3. Front Page Express2.0のリンク設定では、フアイル呼び出しの参照が無いので設定先のフアイル名を覚えておいて書き込むことになる。
  4. 3つのソフトに言えることですが、編集の時に出る黄色い四角のマークのようなもの、ない方が視覚的にやり易い。じゃまにしか映らない。これを削除して使用している位なので、これも、 余計なお節介だ!

ということなので、場合に応じてこれらの欠点面を回避するようにソフトを使い分けています。

ちなみに、このページで、中段の参照リンクはNetscapeComposer一般編集追加訂正Front Page Express2.0下段の戻るリンクHTMLソースで文字、リンクまる事移植。背景色はHTMLタグの打ち込みで作りました面倒になったら他社ソフトに鞍替えするなど「押しても駄目なら引いて見よそれでも駄目なら、よそ探そ。」と全くポリシイーのないソフト選びではあります。

ちょっと、話しがややこしくて、上手く説明できませんでしたが、とにかく、 半年がかりで、それも偶然に2フレーム機能が働くようになったわけです。

私が「マルチメデア実習室シリ−ズ1〜20」でその都度習得した事柄と疑問をその都度書き連ねて参りました。初心者の実習過程における、それも老人のたわごとで、振り返ってみて的外れの記事も見られ赤面しております。

このページは、過去記載の拙文の名誉挽回と訂正をも兼ね、中途集大成として作りました。今まで使用していない機能を盛り込みんで見ました。拙いマルチメデア・シリーズではありますが、精一杯の表現を試みました。デザイン能力の無いのが悩むところです。

l       このページは一つのテーブル(一つのセル内)に入れ左寄せ<br>改行、そして一行飛ばしを</P>改頁で行い、行揃いのための隠しハイフォンー問題と書体問題(JS−明朝云々)を解消しております。

l       このページには、参照フアイルへのリンク画像(image)へリンクタイトル・ボード挿入(自作グラデーション)、2フレーム左側文字板(自作)MIDI(自作フアイル)アニメーション各機能を取り入れて見ました。(下記理由でもう一つの画像挿入は止めました。)

l        

l       このページは大嫌いなWORDー2000のMicrosoft Word for Windowsの機能で作成しました。 こちらが嫌いなら向こうさんもそのようです。17KBの画像を挿入しようとしましたが。これまた 大嫌いの ○○files の容量が何と450KBにもなりました。操作が悪いわけではないのです。画像の挿入をあきらめたところはるかに小さく治まりました。これだけで、半日以上もねばったのです。このような状態になると、もう 「マイクロソフト様かHTML5.0(仮称)様もう降参します。助けて下さい。」となってしまいました。その 画像をどうぞ。

お疲れさまでした。最後までお付き合い下さいまして有り難うございました。

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