皆様、署名も結構な回数になっているかもしれませんがもし、おっくうでなければ、 「松戸の未来を取り戻す会」さんの 除染までの最後の戦いにお力をお貸しいただけませんでしょうか?
こんな、キワドイブログ書いていて本当にまじめなお願いで逆にご迷惑にならないか心配ですが、
しかし、僕の目的は柏市の除染にあります。
松戸市が除染に踏み切れば、柏市も最後は除染に動いてくれるんじゃないかと期待しています。
参考ホームページ
・例えば、東京都新宿区の2011年4月8日の値(0.085μSv/h)で1日間(=24時間=24h)過ごした場合、
0.085μSv/h×24h=2.04μSv=0.00204mSv
・東京都新宿区の2011年4月8日の値(0.085μSv/h)で1年間(=24時間=24h)過ごした場合
0.085μSv/h×24h×365=744.6μSv=0.7446mSv≒0.74mSv
のように計算できます。
(ちなみに、1Sv=1,000mSv=1,000,000μSvです。mは1000分の1という意味で、
μは10万分の1(mの1000分の1)という意味であるため、このように計算されます。)屋内にいる場合には、
被曝量が下がりますので、この計算よりも小さな値となります。あくまで目安の計算です。
これに関する値は、現在のところ計算ができません。チェルノブイリの原発事故の際に、ベラルーシのホメリという地域において、「内部被曝」と「外部被曝」がほぼ同じだったという解析結果があります。[4]これをもとにして考えると、上記の例(東京都新宿区の2011年4月8日の値で1年間過ごした場合)ですと、
よく分かる、放射能被爆
内容全文を掲載させて頂きました。
3月15日の放射線量が最高値1.222マイクロシーベルトと、極めて高かった埼玉。 子どもたちへの被曝を抑えるため、やれることは何でもやっていきます。 2011年06月28日 【埼玉県へ要望を行なう理由】 私たちは埼玉県で小さな子どもたちを育てている保護者です。 福島原発の事?以来、埼玉にも放射線物質が降り注いでいます。 当初、発表されていたよりも深刻な事態が次々と明らかになり、子どもたちを埼玉で安全に 育てていけるのか不安でいっぱいです。 原発や放射線については全くの素人ですが、必死に情報を集めてきました。 細胞分裂が盛んな子どもは、大人よりも何倍も放射線の影響を受けやすいと言われています。 3 月 15 日、埼玉県の空間放射線量は最高で毎時 1.222 マイクロシーベルト。首都圏でも極 めて高い値でした。一般人の被曝限度線量は、法律で年間 1 ミリシーベルトまでとされてい ます。 3 月 15 日の値を年間で換算すると、年間限度量の 10 倍を超してしまいます。 現在、空気中の放射線量はずいぶん下がってきましたが、安心はできません。 放射線物質を吸い込むことによる内部被曝による影響は、計り知れないからです。 小さな子どもは、放射線物質がたまりやすいという草むらや、水たまり、砂場、泥んこが大好 きです。そして、触ったものを何でも口に持っていってしまいます。 さいたま市では、「埼玉県は放射線量が低いから大丈夫」という理由で、認可園での外遊びを 通常通り行っています。現在、埼玉県の放射線量として発表されている値は、0.05マイクロシ ーベルト/時から、高くても0.07マイクロシーベルト/時前後の値です。 でも、この値は「4階建の建物(さいたま市桜区)の屋上(約18m)に設置したモニタリン グポスト」で測ったデータであり、「私たちの子どもが毎日遊ぶ公園の砂場」の土壌にある放 射性物質の量・濃度を測ってくれたものではありません。 小さな子どもの身長にあわせ、地上50pの高さで測定を行っている県内の八潮市では、高いと ころでは0.3マイクロシーベルト/時(6月1日)の値が出ており、同じく50pの高さで測定し た吉川市でも0.45マイクロシーベルト/時(6月2日)という値が出ています。 また、公表されるデータは「ヨウ素」「セシウム」などの γ 線を発する放射性物質の濃度とい うことなのですが、それ以外(α・β 線)の物質(核種)が存在するのか、しないのか、それ も明らかではありません。 久喜市栗橋町に住むあるお母さんは 5 月に2回、(株)同位体研究所でお子さんの通う保育園 の園庭の土を、ヨウ素131、セシウム137、134の三種一括測定検査なさったそうです。 その結果は、次のようなものでした。 ヨウ素 131…1029Bq/kg、セシウム 134…456Bq/kg、 セシウム 137…841Bq/kg(5 月 2 日時点) ヨウ素 131…441Bq/kg、セシウム 134…585Bq/kg、セシウム 137…518Bq/kg(5 月 7 日時点) 東京大学大学院 環境分析化学研究室助教の小豆川勝見さんにこの結果をみていただいたところ、 以下のような説明があったそうです。 ・この数値は3月15日に大量に降ってきた放射性物質がほとんど ・半減期の短いヨウ素は、あと一か月もすれば安全な物質に変わるが、セシウムについては134の 半減期が2年、137の半減期が30年と長い。また、土壌にしっかりと吸着してしまう性質 をもっている ・表層10pも排除すれば、線量はたいぶ改善される また同時に、今回の事?について ・放出された核種については、ヨウ素とセシウム以外にも、少なくとも 15 種類は核種を確認し ている ・ほんのちょっとの線量しか出さない核種でも、体に取り込むととても害のある核種(プルトニ ウムなど)がまだきっちりと報告されていないという指摘をして下さいました。 私たちは、決して不安を煽りたいのではありません。 むしろ不安を解消するためにこそ、「正しい情報」が必要なのだと思っています。 そのために、埼玉県に対して、子どもに関するすべての公共施設で、空間および土壌の定期的・ 継続的な放射線量調査をお願いしたいと考えています。 また、内部被曝の危険を少しでも減らす為に、給食で使用する食材の放射線チェックを厳重に行 い、原発事?以前と比べて放射性物質含有量が増加していると判断できる食材は、子どもの給食 としては使用しないようお願いしたいと考えます。 母乳に含まれる放射性物質に関しても、保護者が希望する場合は無料で検査をお願いしたいです。 そして、県内でも、子どもの咳、下痢、鼻血、リンパの腫れなどの症状が頻繁に出るようになっ て心配しているというお母さん方の声を聞きます。 これらの症状は、放射線治療の時に出る症状と同じなのだそうです。 チェルノブイリ事?では、初期被曝症状は、高線量地帯よりも低線量地帯で早く現れたというこ とを指摘される方もいます。 まず、どれだけの症状が出ているのか把握するための調査を行い、放射線専門の定期検診を定期・ 継続的に行ってくださる事を要望します。 被曝の可能性のあるルートは様々なので、要望内容が多岐に渡ってしまいました。 中には、「時期尚早」と思われることも入っているかもしれません。 でも、私たちは、正しい情報を入手して、正しく防衛していきたいだけなのです。 放射線物質の中には半減期が短いものもあるため、今後の子ども達の健康を考えると、早いうちか ら要望しなければ正しい情報が失われることがあると考えています。 最後に、渋谷区で私たちと同様の署名活動をなさった保護者さんの言葉を引用致します。 放射能はとても難しい話で、理解するためには、自分で調べたり、計算したり、理解しなくては ならないことが沢山出てくると思います。 それをするのはとても辛くて苦しくて、考えることから逃げ出したい、考えないで「きっと大丈夫 だよ」って言っているほうがラクだ、と思ってしまうこともあるかもしれません。 でも、誰のためにそれをするのですか?未来ある私たちの子供のためですよね? 苦しくてもそれを忘れず、親として、社会の一員として、将来の日本を担う子供たちの健康を守る ために私たち大人は、真実を知って悩み考えることから逃げてはいけないと思います。 その第一歩として、行政に「調査して正しい情報を公開する」ことを求めていきたいのです なにとぞ、ご協力くださいますようお願いいたします。 5年後 10年後にこどもたちが健やかに育つ会 さいたま 埼玉の子どもたちを放射線被曝から守る会 管理者 注)福島第1原発事故点から、200Km離れた埼玉県でさえ、このように心配しています。 三郷市、松戸市、流山市、野田市(川口市同様、独自の被ばく限度,基準設定)、柏市 守谷市、取手市 等々に、おいておや?。 福島第1原発から、20〜30Km圏内の「[緊急時避難準備区域]で、年間被爆量20ミリシ ーベルト以下区域」の皆さんはどのような思いで、子供に教育・生活の場所を与え ているか、その悩みは計り知れないものが有ると思います。
管理者 注:間違えました。お詫びいたします。
現在、放射線低線量での被曝について、国の統一的な基準のもとで対策が講じられていません。
こうしたことから、市民、とりわけ幼児、児童・生徒を持つ保護者のみなさんの不安に対応
するために、年間の放射線低線量の被曝限度数値を、国の統一的な対応が図られるまでの暫定
値として、1.64ミリシーベルトと定めたものです。
基準を超えた場合は、屋外の保育・授業時間を制限するとともに、保護者のみなさんへご連
絡し、日常生活での健康影響の低減に役立てていただきます。
また、測定結果は、既に公開している市のホームページに随時更新していきます。
客観的で合理性のある数値をよりどころとして、冷静に行動していただけるよう、正しい情
報をお届けして参ります。
上記、(1)(2)(3)は、「川口市ホームページ」から、ご覧ください。
平成23年6月20日 川口記者クラブ加盟各社 様 川口市総務部 川口市の放射線量に対する指針について 放射線量の測定について、本市では、5月31日、民間専門機関に委託し、 その結果を公表、その後の変化をみるため、6月16日、同地点を再度測定し 結果を公表したところである。 結果は、いずれも問題なく、現状では、何らかの対応をする必要はない。 しかし、福島原発事故の収束はいまだ先が見えず、放射線量が、今後どう変 化するか注視していく必要がある。 国は、学校での放射線量について、年間20ミリシーベルト以内としている が、内閣官房参与の抗議の辞任会見や、その後、文部科学省が、年1ミリシー ベルトを目指すと発表するなど、こうしたばらばらな動きが、市民の間に不安 と不信を増幅させている。 放射線へ安全管理、事故が起きた時の対策、市民生活での対応や助言は、本 来、国が責任を持ち、明確な根拠をもって基準を示すべきであるが、現状では なされていない。 こうした状況の中で、本市では、今後も測定を継続し、結果を公表していく が、その過程で、数値が大きくなった場合に迅速な対応をするため、どうして も、その基準が必要となる。 国は20ミリシーベルト以内としているが、国際放射線防護委員会が参考レ ベルとして示した1〜20ミリシーベルトについては、この範囲の中で「防護 の最適化」に努めることとされており、また、様々な専門家の意見を見ても、 20ミリを容認する人は少ない。 したがって、本市は、国が明確な安全基準を示すまでの間、暫定処置として、 保育所、幼稚園、小中学校における本市独自の基準を定め、運用することとし た。
他の自治体では、
【国の暫定基準値の考え方】として、
一般公衆における許容される暫定的な放射線量は、
1年間で蓄積される放射線量が20ミリシーベルト(20mSv/y)=(20,000μSv/y)を
超えないようにすることとしております。
ツイートから
堤 五郎 2011-07-08 03:45 何となく福島第一から煙が出ているように見える n_chibana 2011-07-07 23:15 たしかに。今日のふくいちライブカメラは白煙がすごい。濃霧なのか? 前の画像(これもすごいけど)と比べると一目瞭然。 manabu furihata 2011-07-07 12:40 ふくいちライブカメラ 東京電力 第三号湯 第四号湯 お湯が沸いたみたい! 東電さん湯加減いかが? しゅーと 2011-07-05 00:12 ふくいち、今夜もすごい白煙 #fukuichi #genpatsu bunkyo mom 2011-07-04 22:50 「ふくいち」煙がもくもく… ドイツ気象局の予想だと6日に首都圏に飛散・・ 両方あわせるとかなりヤバい予感が。
東京電力福島第一原子力発電所の事故により、常に大気中に放射性物質が放出されています。 この放射性物質から身を守るには、風向きがとても重要になります。 なぜなら、放射性物質は風によって広範囲に飛散するからです。
ドイツ気象庁が放射性物質の拡散予想図を公表しています。 図に記載されている自国はUTC(協定世界時)なので、日本時間に換算するには9時間をプラス してください。画像をクリックすると拡大して表示されます。
放射性物質が放射線を出す能力を表す単位を「ベクレル(Bq)」といいます。
放射線による人体への影響度合いを表す単位を「シーベルト(Sv)」といいます。
◆放射性物質にはさまざまな種類があり、放射性物質によって、放出される放射線の種類や エネルギーの大きさが異なるため、これにより人体が受ける影響は異なります。このため、 放射線が人体に与える影響は、放射性物質の放射能量(ベクレル)の大小を比較するので はなく、放射線の種類やエネルギーの大きさ、放射線を受ける身体の部位なども考慮した 数値(シーベルト)で比較する必要があります。◆
放射性物質は不安定であるため、安定な物質へと変わります。このときに放射線が発せられます。
1秒間に1つの原子核が崩壊して放射線を放つ放射能の量が1Bqです。
(なお、放射能は、物質の量(原子の数)に比例し、半減期に反比例します。)
平成23年7月12日 放射線量の測定結果 場所 地表面からの距離 測定値 地表面からの距離 測定値 東文間保育園(最高値点) 5cm 0.491(μSv/h) 50cm 0.449(μSv/h) 1日8時間屋外活動の被爆 1.434(mSv/y) 1.457(mSv/y) 【国の暫定基準値の考え方】 原子力安全委員会が今回のような原子力発電所等の非常事態が収束した後の 一般公衆における許容される暫定的な放射線量は、 1年間で蓄積される放射線量が20ミリシーベルト(20mSv/y)=(20,000μSv/y)を 超えないようにすることとしております。 また、1日の生活を、原子力安全委員会が示した考え方に基づき、 16時間の屋内活動、8時間の屋外活動とすると、 屋外における暫定基準値は、3.8 マイクロシーベルト/時間(3,8μSv/h)となります。
何時、リンク切れになるかも知れませんので、内容を掲載させて頂きました。
柏市の2清掃工場と印西市、白井市、栄町でつくる印西地区環境整備事業組合の印西クリーン センター(印西市大塚1)で発生した焼却灰から、1キログラム当たり1万ベクレル以上の放 射性セシウムが検出されたことが、8日分かった。東京電力福島第1原発事故の影響とみられ、 柏市と同組合は国の指針に従い、同8000ベクレルを超える焼却灰の最終処分場への埋め立 てを中止し、一時保管している。数値が下がらずに一時保管が続けば、新たな可燃ごみの受け 入れができなくなる懸念が出ている。 【早川健人】 柏市によると、放射線量を下げるために一般家庭が庭の草刈りをしたり、樹木の枝や葉の剪 定(せんてい)をして可燃ごみとして出したため、数値が上がった可能性があるという。 印西クリーンセンターが4日に測定した結果、焼却灰から同約1万4000ベクレルの放射 性セシウムを検出した。同組合は最終処分場(印西市岩戸)内の倉庫に密閉して外部に漏れな いように保管している。 一方、柏市船戸の北部クリーンセンターと柏市南増尾の南部クリーンセンターでも、放射性 セシウムの数値が、いずれも1万ベクレルを超過している。 柏市はすでに6月末から焼却灰の埋め立て処分を中止しているが、「今月10日の住民説明 会まで詳細は言えない」(浅羽大嗣副市長)として正確な数値を明らかにしていない。別の市 幹部は「迷惑施設である清掃工場や最終処分場(柏市布施)を受け入れてもらった歴史的な経 緯から、まず地元に説明したい」と話す。 これに対し、最終処分場近くに住む市民(61)は「処分場は茨城県境にも近く、柏市だけ の問題ではない。子育て世代の関心も高い。一刻も早く情報公開すべきだ」と市の対応を批判 している。
柏市 測定地点名 測定値(μSv/h) 高さ1.0m 測定値 高さ0.5m測定値 地面の形状 測定日天候 手賀の丘公園 0.44 μSv/h 0.47 μSv/h 草 6月27日曇 (柏市片山) 藤ヶ谷中道公園 0.30 μSv/h 0.32 μSv/h 土 6月27日曇 (柏市藤ヶ谷) 酒井根第二公園 0.32 μSv/h 0.35 μSv/h 土 6月27日曇 (柏市酒井根) 光ヶ丘中央公園 0.40 μSv/h 0.42 μSv/h 土 6月27日曇 (柏市光ヶ丘団地) 幸谷第二公園 0.34 μSv/h 0.38 μSv/h 土 6月27日曇 (柏市増尾) 柏ふるさと公園 0.30 μSv/h 0.30 μSv/h 土 6月27日曇 (柏市柏下)
《内容を抜粋させて頂きました。》
これまでの取材や識者の見解を踏まえて、放射線量は0・19がひとつの安全基準で、
それ以上なら要注意、0.60を超えたら避難も検討したほうがよい、と本誌は提言している。
前号では全国500ヵ所の実測データを掲載し、0.19はもちろん、0.60を超えるホットス
ポットを広いエリアで観測したことを報じた。
実は全国には、まだまだ知られざるホットスポットがある。平泉のように、これまで
報じられたこともないのに0.8を超えるような「スーパー ホットスポット」も存在する。
今号はそうした超高線量地点を中心に、引き続き独自調査の結果を報告していく。
0.19(μSv/h)は、年間被ばく線量が、1.6644mSv/yになる数値で、世界的な標準設定 関係省庁から、全自治体への「お達し」かと思いますが
「利根町と柏市」の場合 【国の暫定基準値の考え方】 原子力安全委員会が今回のような原子力発電所等の非常事態が収束した後の 一般公衆における許容される暫定的な放射線量は、 1年間で蓄積される放射線量が20ミリシーベルト(20mSv/y)=(20,000μSv/y)を 超えないようにすることとしております。 また、1日の生活を、原子力安全委員会が示した考え方に基づき、 16時間の屋内活動、8時間の屋外活動とすると、 屋外における暫定基準値は、3.8 マイクロシーベルト/時間(3,8μSv/h)となります。
即ち、[3,8μSv/h]以内では、国や県の補助は受けられず、自治体としても動きようがありません。 身の安全、子供の安全を願うなら、安全地帯へ避難するしかありません。
「また、この提案文を多くの方に転送していただくことをお願いします。」の案内がありましたので、下記のように全文を掲載させて頂きます。
福島第一原子力発電所の現状についてはいまさら説明するまでもありません。しかし確認しておかなければならないことは、次の事実です。
1.暴発を防ぐためには、ホースによる散水のような一時的な処置ではなく、10 年の単位の時間安定して作動する冷却設備を設置し、これを故障することなく保守・運転し続けなければならない。
2.この冷却設備の建設・保守・運転は、すでに高度に放射能汚染された環境下で行わざるを得ない。
3.もし、安定した冷却設備を建設・保守・運転できなければ、3000 万人もの人口を抱える首都圏をも含めた広範な汚染が発生する可能性がある。
このような最悪のシナリオを避けるためには、どのような設備を作ることが必要か、放射能汚染を減らすためにどうしたらよいか、などなど、数多くの技術的課題があることはもちろんです。この点についても日本の最高の頭脳を結集した体制ができていないことは大きな問題です。さらにもう一方では、最終的に汚染された環境下での設備建設・保守・運転のためには、数千人の訓練された有能な作業者を用意することが必要です。現在のような下請け・孫請けによる場当たり的な作業員集めで、数分間の仕事をして戻ってくるというようなことでできる仕事ではありません。
身体の面でも生活の面でも最も放射能被曝の害が少なくて済み、しかもこれまで現場での作業や技術の能力を蓄積してきた退役者たちが力を振り絞って、次の世代に負の遺産を残さないために働くことができるのではないでしょうか。
まず、私たち自身がこの仕事を担当する意志のあることを表明し、長期にわたる国の体制として退役した元技能者・技術者のボランティアによる行動隊を作ることを提案し要求していきたいと思います。
当面次のことを提案します。
1.この行動隊に参加していただける方を募集します。原則として60 歳以上、現場作業に耐える体力・経験を有すること
2.この行動隊を作ることに賛同し、応援していただける方を募集します。
これらの方々は、下記のページの内容をご確認いただき、フォームからご登録ください。
登録フォーム
なお、このプロジェクトは直接的には国会や政府に対する働きかけと、広く人々にこの行動隊が必要であることを訴えることを活動の中心とします。状況が流動的なこともあり、進展に応じて様々な面への活動を広げていくこともありうると考えます。
また、この提案文を多くの方に転送していただくことをお願いします。
福島原発暴発阻止行動プロジェクト(山田恭暉)
〒105-0003 東京都港区西新橋3-4-7 近藤ビル2F
電話&FAX 03-6809-1134
夜間・休日連絡先 携帯電話:090-3210-9056 山田自宅電話 & FAX:03-5659-3063
メール bouhatsusoshi@aj.wakwak.com
Twitter @officeyam
3月17日に突然、発表された国の決めた食品の暫定基準値。子供を守るため、これに従うことはできないと、
保護者たちが市や教育委員会に訴えて、学校給食の内容を変え独自により厳しい基準値の下に学校
給食を組みなおした福島県白河市。
市の側や教育委員会の内部でも、以前から「野菜に500ベクレルは、どう考えてもおかしい」と疑義が起こ
っており、とうとう国の基準を実質、破棄して独自の安全基準を設けたということです。
特に汚染のひどい13市のうち、9市が給食の独自計測を開始。白河市、南相馬市は、すでに新・給食をスタート
福島県内の特に汚染のひどい13市のうち、9市がすでに給食一食(トレイに載っている物すべて)ごとに
独自計測を始めていて、白河市は8月25日から、南相馬市も同じく8月25日より、福島市は9月1日より国の
基準値よりかなり低いベクレル数の給食に切り替えました。
その他の6市も10月までに新・給食に切り替える予定などがあって、
今回の「学校給食 放射性物質 ”40ベクレル以下に”」の基準値発表になりました。
ネステレンコは最も汚染のひどい地域にいくつもの食料放射線管理センターを設置。地元の医師や教師たちに専門知識を伝え、特 に子どもたちの身を汚染から守るよう働きかけてきました。その、ネステレンコ教授によると、「子どもは1キロあたり37ベクレル以上の放射能を含んだものを食べてはいけません。」と言う。100ベクレル以下の70ベクレルでも駄目と言う。
○飲食物摂取制限に関する指標 放射性ヨウ素 飲料水 300 Bq/kg 牛乳・乳製品 注) 300 Bq/kg 野菜類(根菜、芋類を除く。) 2,000 Bq/kg 放射性セシウム 飲料水 200 Bq/kg 牛乳・乳製品 200 Bq/kg 野菜類 500 Bq/kg 穀類 500 Bq/kg 肉・卵・魚・その他 500 Bq/kg ウラン 乳幼児食品 20 Bq/Kg 飲料水 20 Bq/K 牛乳・乳製品 20 Bq/K 野菜類 100 Bq/kg 穀類 100 Bq/kg 肉・卵・魚・その他 100 Bq/kg プルトニュームおよび 超ウラン元素のα元素 乳幼児食品 1 Bq/Kg 飲料水 1 Bq/Kg 牛乳・乳製品 1 Bq/Kg 野菜類 10 Bq/kg 穀類 10 Bq/kg 肉・卵・魚・その他 10 Bq/kg 注)100 Bq/Kgを超えるものは、乳幼児用調製粉乳及び直接飲用に供する乳に使用しないよう指導すること。 ちなみに、3月17日までの日本の基準値はどうだったのでしょう? 放射性ヨウ素 10ベクレル(Bq/L) 放射性セシウム 10ベクレル(Bq/L)
[飲料水について] アメリカの水の基準 0.1 Bq/kg 世界の水の基準 1 Bq/kg チェルノブイリの水の基準 10 Bq/kg 日本の水の基準 200 Bq/kg 世界の200倍 [食べ物について] 世界の食べ物の基準 10 Bq/kg チェルノブイリの食べ物の基準 37 Bq/kg アメリカの食べ物の基準 170 Bq/kg 日本の食べ物の基準 500 Bq/kg 世界の50倍 [その他] チェルノブイリの土壌基準 493 Bq/kg これ以上は農業禁止 日本の土壌基準 5000 Bq/kg チェルノブイリの10倍 これ以上は作付け禁止 腐葉土をはじめ肥料に含まれる放射性セシウムの暫定基準値を 1キログラム当たり400ベクレルに定めたと発表した。 (基準を超える肥料は使用、生産、流通しないよう農家らに指導する。)
稲の作付制限対象区域を設定する際の基準(5,000Bq/kg) 土壌セシウム濃度が1キロ当たり5000ベクレルを超え、コメの作付 けを見送った地域は、表土の剥ぎ取りなどを行うなどとしている。 世界の空間線量の基準 1 ミリシーベルト 日本の空間線量の基準 1〜20 ミリシーベルト 世界の20倍 注2)14日午前11時ごろに福島第1原発3号機が水素爆発を起こし、大量の放射性ヨウ素131 を放出したが、半減期が8日と短いため、現在は殆ど消滅しており、放射性ヨウ素は対象外とする。 問題点! 現在設定されている計画的避難区域、特定避難勧奨地点は、年間20ミリ・シーベルト を基準に設定されており、とくに特定避難勧奨地点はスポット的、断片的、世帯毎で、 コミュニティの分断が起こっている。しかも、20ミリ・シーベルトが賠償の境目に なっている。
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