項目外内容
1.「ユーザー定義書式設定ダイアログ一覧」の見方
2.[TODAY] 関数と[DATEDIF] 関数を使って満年齢を求める。
文字列操作関数の範疇に入ります。
注釈1:値には数値、結果が数値となる数式、または数値が入力されているセルへの参照を指定します。」
注釈2:「表示形式には[表示形式]ダイアログボックスに表示されている数値形式を、文字列として指定します。」
(補記)[表示形式]ダイアログボックスとは:【ユーザー定義書式設定ダイアログ】のことと思います。
「ユーザー定義書式設定ダイアログ一覧」の見方
下表をコピーしてEXCELの[A1]セルに貼り付け、縦横のセル幅を広げてご使用下さい。
右端の表示形の各行をクリックすると数式が表示されますので、参考にしてください。
<表1>
種類 | 数値 | TEXT関数の引数2の「表示形式」 | 表示形(文字列表示) | ||||
通貨 | 1234 | (表示形式は、 「 "\#.##0" 」です。) | \1,234 | ||||
身長 | 175.5 | (表示形式は、「 ”身長0.0センチ” 」です。). | 身長175.5センチ | ||||
日付 | 2004/5/29 | (表示形式は「 ”ggge年m月d日" 」です。) | 平成16年5月29日 | ||||
曜日は、日付(シリアル値)に対応して決められています。日付にWEEKDAY関数 | |||||||
を適用すれば、戻り値が「数値化」します。「TEXT関数」が使用できます。 | |||||||
曜日 | 2004/5/29 | 「TEXT関数」に「WEEKDAY関数」をネストさせ、引数2 | 土 | ||||
での種類を[1]とし、また、「TEXT関数」に戻し、表示形式 | |||||||
を「 ”aaa” 」にしました、[G6]の土をクリックしてください。 |
下表は再度掲載の「日付」に関する[記号]と表示結果です。詳しくは前ページをどうぞj
TEXT関数は数値の表示形式を変える関数です。
=TEXT(値,"表示形式") : 表示形式は[ダブルクオーテイション]で囲む必要があります。
下記は、[値]が[シリアル値]の場合、日付関係及び曜日の表示法を示しました。
<表2>
=TEXT(シリアル値,"表示形式") 表示結果
=TEXT(シリアル値,"yy") 西暦の下2桁(00〜99)
=TEXT(シリアル値,"yyyy") 西暦 (1900〜9999)
=TEXT(シリアル値,"e") 和暦 (1〜99)
=TEXT(シリアル値,"ee") 和暦 (01〜99)
=TEXT(シリアル値,"g") 元号略号(M・T・S・H)
=TEXT(シリアル値,"gg") 元号略号(明・大・昭・平)
=TEXT(シリアル値,"ggg") 元号(明治・大正・昭和・平成)
=TEXT(シリアル値,"m") 月 (1〜12)
=TEXT(シリアル値,"mm") 月 (01〜12)
=TEXT(シリアル値,"mmm") 月 (Jan〜Dec)
=TEXT(シリアル値,"mmmm") 月 (January〜December)
=TEXT(シリアル値,"d") 日 (1〜31)
=TEXT(シリアル値,"dd") 日 (01〜31)
=TEXT(シリアル値,"ddd") 曜日 (Sun〜Sat)
=TEXT(シリアル値,"dddd") 曜日(Sanday〜Saturday)
=TEXT(シリアル値,"aaa") 曜日 (日〜土)
=TEXT(シリアル値,"aaaa") 曜日 (日曜日〜土曜日)
注:ただし、TEXT関数を使って、文字列に変換したものは、計算に使うことができなくなります。
そこで、[VALUE] 関数で文字データを数値データに戻す方法があります。
「 =VALUE(文字列) 」です。これですと、計算に使用することができます。
なお、裏技的ですが、「 =セル番地*1 」と1を掛けることによって、数値データに戻す方法もあります。
下表をコピーしてEXCELの[A1]セルに貼り付け、縦横のセル幅を広げてご使用下さい。
日付に「2004/5/1」とシリアル値を入れ、ユーザー定義で「1日」と表示しました。」
曜日は「日付」を参照して、「WEEKDAY」関数で[値]に直し、ユーザー定義で「土」にしました。
青赤の色付けは「条件付き書式」を使用しました。
<表3>
2004 | 5月 | 平成16年 | ||
スケジュール | ||||
日 | 曜日 | 午前 | 午後 | 摘要 |
1日 | 土 | |||
2日 | 日 | |||
3日 | 月 | |||
4日 | 火 | |||
5日 | 水 | |||
6日 | 木 | |||
7日 | 金 | |||
8日 | 土 | |||
9日 | 日 | |||
10日 | 月 |
指定された期間内の日数、月数、または年数を返します。
開始日:期間の開始日を指定します。日付はクォーテーション マークを前後に付けた 文字列 (たとえば "2001/1/30" など)、シリアル値 (たとえば 1900 年日付システムを採用 している場合に 2001 年 1 月 30 日を表す 36921 など)、または他の関数の結果 (たとえば DATEVALUE("2001/1/30")など) の形式で入力します。
終了日:期間の終了日を指定します。
単位:戻り値の種類を指定します。
単位 戻り値 "Y" 期間内の満年数 "M" 期間内の満月数 "D" 期間内の日数 "MD" 開始日から終了日までの日数。この場合、月と年は考慮されません。 "YM" 開始日から終了日までの月数。この場合、日と年は考慮されません。 "YD" 開始日から終了日までの日数。この場合、年は考慮されません。
Excel は日付をシリアル値として連続番号で格納するため、日付計算を行うことができます。
1900 年日付システムを採用している場合、1900 年 1 月 1 日がシリアル値 1 として格納されます
たとえば、1998 年 1 月 1 日は 1900 年 1 月 1 日から 35,795 日後にあたるので、シリアル値は 35796 になります。
DATEDIF("2001/1/1","2003/1/1","Y") = 2 これは期間内が満 2 年であることを示しています。
DATEDIF("2001/6/1","2002/8/15","D") = 440 これは 2001 年 1 月 1 日から 2002 年 8 月 15 日までの間が 440 日であることを示しています。
DATEDIF("2001/6/1","2002/8/15","YD") = 75 これは 6 月 1 日から 8 月 15 日までの間が 75 日であることを示しています。この場合、年は考慮されません。
DATEDIF("2001/6/1","2002/8/15","MD") = 14 これは 1 日から 15 日まで (開始日から終了日まで) の日数を示しています。この場合、月と年は考慮されません。
お役所では、住民の「満年齢の掌握」は欠かせません。どのようなソフトを使っているかは分りませんが、
例えば、下表のように、または男女別に、更に地域別と応用範囲が広い関数です。
TODAY関数を使用した「今日の日付」は「フアイル」を開いた日付で表示します。
<表4>
性別 | 生年月日 | 今日の日付 | 満年齢 | ||
山田太郎 | 男性 | 1970/1/5 | 2004/5/30 | 34 | |
川田花子 | 女性 | 1980/2/6 | 2004/5/30 | 24 | |
草田一郎 | 男性 | 1960/3/7 | 2004/5/30 | 44 | |
木田一美 | 女性 | 1975/4/8 | 2004/5/30 | 29 | |
上田春子 | 女性 | 1985/5/9 | 2004/5/30 | 19 | |
中田夏男 | 男性 | 1980/6/10 | 2004/5/30 | 23 | |
下田秋子 | 女性 | 1981/7/11 | 2004/5/30 | 22 | |
:生年月日昇順で並べ替え | |||||
性別 | 生年月日 | 今日の日付 | 満年齢 | 記事 | |
草田一郎 | 男性 | 1935/3/7 | 2004/5/30 | 69 | 老人予備軍 |
山田太郎 | 男性 | 1970/1/5 | 2004/5/30 | 34 | |
木田一美 | 女性 | 1975/4/8 | 2004/5/30 | 29 | |
川田花子 | 女性 | 1980/2/6 | 2004/5/30 | 24 | |
中田夏男 | 男性 | 1980/6/10 | 2004/5/30 | 23 | |
下田秋子 | 女性 | 1981/7/11 | 2004/5/30 | 22 | |
上田春子 | 女性 | 1985/5/9 | 2004/5/30 | 19 | 成人式通知等 |
明日フアイル を開けば明日 の日付です。 |
年月の経過 に伴い自動 的に変化 |
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シリアル値はパソコン内臓時計によります。 | |||||