指先不自由者のための
パソコン  第6集

「ペイント」の開き方

  1. 「Windowsキー」を押します。
    スタート・メニューが表示されます。
  2. [P]を押します。
  3. [↓]キーでサブメニューから「アクセサリ」を選択反転表示。
  4. [→]キーを押します。
  5. [↓]キーで「ペイント」を選択反転表示
  6. [Enter]キーで「ペイント」が開きます。

ペイントのように奥深い所にあるソフトを起動(開く)するには、「デスクトップ」に「 ショートカットアイコン」を置いたほうが宜しいかと思います。

また、一発で開くよう「ショートカットキーを割り当てる」という便利な方法もあります。 以下にその作り方について説明いたします。

「ショートカットキー」の割り当て

  • [Windows]⇒[P]⇒[↓]または[↑]で⇒「アクセサリ」⇒[→]⇒[↑]または[↓]で⇒「ペイント」を 選択し反転表示させます。
  • [Shift + F10] でペイントのショートカットメニュー表示⇒[↓]で「プロパティ」選択

  • [Enter]で「プロパティダイアログ表示」
  • [Ctrl + Tab]で「ショートカット」タブを選択
  • [Tab]で「ショートカットキー」欄の【なし】を選択
    【なし】は消去できません。そこに上書きしてください。
  • 「Ctrl」とタイプすると自動的に[Ctrl+ Alt + ]と記入されます。 そこへ「英文字1字」例えば「P」と打ちます。
  • [Tab]で「適用」を選択して[Enter]
  • [Tab]で「OK」を選択して[Enter]です。

これで、以後[Ctrl+Alt]を押してから][P]を押すと「ペイント」が起動するようになります。
「ペイント」に限らず全ての「ソフト」に設定できるようです。また、一説にはデスクトップにショ ウートカット・アイコンがある場合となっていますが、私のMeの場合には、無くても「ワード」 「エクセル」が起動しています。

ちなみに、「ペイント」の終了方法ですが。[Alt+F4]です。これも「ペイント」に限らず全ての 「ウインドウ」で共通です。

ツールボックスについて

注)上図青色点線枠は上で選択したツールの補助ボックスで、各ツールの用途に応じた仕様が 表示されます。
例えば直線を引く場合上図右側のように表示されます。
上図で「バクグランド無し」は「背景が透明」のことです。

自由選択
クリックした点を結すびながら不規則な形の領域を囲むように選択し「移動」「コピー」など の編集をします。
選択
マウスポインタを斜めにドラックして図形の目的部分を長方形に選択、「移動」「コピー」などの 編集をします。
消しゴム
文字どうり消しゴム使ってごしごし擦って消す方法です。
ただし(注)に示すよう「背景色は消しゴムを使って現れます」ので画面の背景色と同一 に設定する必要があります。

【広い範囲を消す方法】

  1. ツール ボックスで、「選択」 または 「 自由選択」 をクリックします。
  2. マウス ポインタをドラッグして消去する領域を選択します。
  3. [編集] メニューの [選択範囲のクリア] をクリックします。

注)消去した領域は、現在の背景色で塗りつぶされます。カラー ボックスの色をマウスの右ボタンで クリックすると、背景色を変更することができます。背景色は、閉じられた図形および文字入力枠の 背景に使用されます。背景色は消しゴムを使っても現れます。

塗りつぶし
先ずカラーパレットで色を選択します。
線または色で閉ざされた領域を塗りつぶします。
色の選択
コピー元となる領域や図形の中から色を拾い出して、描画色にします。 (カラー ボックスの左側「描画色」に表示)他のソウトでいうスタンプ機能と同様です。)
【既定の描画色と背景色を設定するには】
描画色を設定するには、カラー ボックスの色をマウスの左ボタンでクリックします。
背景色を設定するには、カラー ボックスの色をマウスの右ボタンでクリックします。
注)描画色は、線、図形の縁、文字列に使用されます。背景色は、閉じた図形の内部および 文字入力枠を塗りつぶすのに使用されます。背景色は消しゴムを使用しても現れます。
既定の背景色と描画色が、カラー ボックスの左側に表示されます。手前の色は描画色を表し、 後ろの色は背景色を表します。
拡大と縮小(画面上のズーム機能であって、画像のサイズ変更とは別です、)
1.ツールボックスの拡大鏡クリックする方法
2.メニューバー[表示] メニューの [拡大] をポイントし、[標準に戻す]、[拡大する]、 [拡大率の指定] のいずれかをクリックします。
注)文字を入力できるのは、標準サイズで絵を表示している場合だけです。
【画像の変形(サイズ変更)】は[変形] メニューの [キャンバスの色とサイズ] をクリックします。
幅と高さの単位をクリックします。[幅] および [高さ] ボックスに数値を入力します。
注)画像の右下隅、下側、および右側にある 3 つの「画像サイズ変更ハンドル」をドラッグ して画像のサイズを変更することもできます。
鉛筆
カラーパレットで色を選択し、フリーハンドで線を描きます。
線を描くには、マウス ポインタをドラッグします。
ブラシ
選択した色そして形や幅のブラシで自由に描きます。
ツール ボックスの下のボックスで、適切なブラシの形をクリックします。
線を描くにはマウス ポインタをドラッグします。
エアブラシ
選択した色とサイズで点を円形に噴射します。
ツール ボックスの下のボックスで、適切なスプレーのサイズをクリックします。
スプレーを吹き付けるには、マウス ポインタをドラッグします。
テキスト
文字入力枠を作成して、書体、文字サイズを指定して文字を入力します。
文字入力枠を作成するには、目的のサイズになるまでマウス ポインタを斜めの方向にドラッグします。
書式バーで、文字列に適用するフォント、サイズ、およびスタイルをクリックします。
文字入力枠の内側をクリックして文字を入力または張り付けます。さらに、 必要に応じて次の操作を行います。
文字入力枠を移動または拡大します。
カラー ボックスの色をクリックして文字列の色を変更します。
ツール ボックスをクリックして色付きの背景に文字列を挿入するようにします。 背景色を変更するには、カラー ボックスの色をマウスの右ボタンでクリックします。
直線
ツール ボックスの下のボックスで(上図点線枠)、適切な線の太さをクリックします。
色はカラーパレットから選択します。
直線の始点を決めそこからマウス ポインタをドラックします。 マウスのボタンを離した位置が線の終点になリます。
曲線
選択した色と太さで、クリックした点を結ぶ曲線を描きます。
ツール ボックスの下のボックスで、適切な線の太さをクリックします。
線を曲げる箇所をクリックし、マウス ポインタをドラッグして曲線の形を調整します。 2 か所目を曲げるときも、同じようにします。
四角形
選択した色の塗りつぶし形式で四角形を描きます。
長方形を描くには、マウス ポインタを斜めの方向にドラッグします。
正方形を描くには、Shift キーを押しながらマウス ポインタをドラッグします。
四角形の線幅は、線ツールで選択した線の太さと同じになります。線の太さを変更するには、 線ツールまたは曲線ツールをクリックし、ツール ボックスの下のボックスで適切な線の太さ をクリックします。
ツール ボックスの下のボックスには3っつのパターンがあります。
1)内部が透明なもの
2)内部が不透明なもの
3)内部を線色と同じに塗りつぶしたもの
多角形、円・楕円、角丸四角形に就いても同じパターンで表示されます。
多角形
多角形を描くには、マウス ポインタをドラッグして辺を描き、それぞれの角でクリックします。最後の角ではダブルクリックします。
45 度と 90 度の角度で線を描くには、Shift キーを押しながらマウス ポインタをドラッグします。
楕円
選択した色と塗りつぶしの形式で楕円を描きます。
マウス ポインタを斜めの方向にドラッグします。
完全な円を描くには、Shift キーを押しながらマウス ポインタをドラッグします。
楕円または円の線幅は、線ツールで選択した線の太さと同じになります。線の太さを変更するには、線ツールまたは曲線ツールをクリックし、ツール ボックスの下のボックスで適切な線の太さをクリックします。

角丸四角形
選択した色と塗りつぶしの形式で角の丸い四角形を描きます。要領は四角形と同様です。

以上お絵描きの操作法を書きましたが、ここではどうしてもマウスを使用することになります。(両手を使えば出来ると思います。現に私は手が不自由なので常に両手でマウスを操作しています。方法はマウスを45度に傾けその上に「ハ」の字型に両手を添え「押し引き」をするだけです。「クリック」や「ドラック」は左の人指し指か中指で行ないます。慣れるとほんの僅かな微調整でも簡単にできます。)

絵を書くにしても、どうしても「マウス」を握って「ドラック」するよりほかに仕方のないことなのです。 私の方法を真似て頑張ってください。

「絵を描いて見ましょう」

下図 上段左はペイントの「S型曲線」を主に使い、「エアブラシ」と「塗りつぶし」で色付けしたものです。 「見たことも無い花」の拙い作品です。上段右図は孫娘が私を描いたデザインに「ペイント」で色付けしたものです。 中段の梅の木は「ペイント」のみで描きました。(鉢のグラデーションはワードのオートシェイブを使用)
下段の図はワードの「オートシェイブ」で作ったもののです。部品は「ペイント」で十分作れます。特に「S型曲線」 などは「ペイント」の方が使いやすい感じです。ただ、纏めるには「オートシェイブ」が勝っているので (グループ化とかあって)ワードを使いました。参考作品です。

      

 

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