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指先不自由者のための
パソコン  第7集

クリックすると、 白線が付いてきます。再度クリックすると離れます。(Excelの大きな表では重宝します。)

キーボードを使用して「オートシェイブ」を作ってみましょう

ショートカットキーを使用するに当たっての共通事項

  1. 「アクセラレーターキー」を使用する。
    種々の「メニュー」や「ボタン」の右側に( )書きの中にアルハベット文字が下線付きで記入されています。 これを「アクセラレーターキー」と称します。 選択されたメニューをクリックする代りにアルハベットで示されたキーを打つことで「クリック」したと同じ効果が得られるものです。
    【取り敢えず、単独で打つキー[Alt]を打って、メニューバーの[フアイル(F)]を選択してから 「アクセラレーターキー」の利用を考えましょう。】
    ただし、「ダイアログボックス」内では[Alt]キーを「押しながら」+[ 下線付き英字] キーを押します。
    ◇ワードを起動した状態。メーン画面内に、カーソルが点滅しています。

◇エクセルを起動した状態。ワークシートの[A1セル]が選択状態になっています。各バーの選択は、ワードの場合と同様です。

◇[ホルダー」や「その他のアプリケーションソフト」の場合「メニューバー」でのメニューの選択は上記同様ですが、 「ツールバー」へ移動する方法は上記同様には行きません。

Word の「オートシェイブ」の開き方

先ず、[図形描画] ツールバーを表示します。(Wordが開かれた状態から)
方法(アクセラレータキー使用で):[Alt]または[F10]→[V]→[T]→[↓]キーの順に単独に押して[図形描画]を選択し、 [Enter]キーで画面下に表示されます。

1個の図形作成の場合です。

第1図(オートシェイブの全内容--ただし、コネクタは[描画キャンバス内で有効]
オートシェイブ全内容
選択されたオブジェクト(図形)には、[サイズ変更ハンドル]が表示されます。

但しWinXP(Word2002以降)の場合、この図形は「描画キャンバス」内にあります。話を簡単にするため、 「描画キャンバス]が現れた時点で[Esc]キーで消去しましょう。 また、下記の方法で非表示に設定することもできます。(描画キャンバスを嫌う方が多いのが現実です。)

残念ながら【これからの操作で、画像の選択だけは、マウスのクリック操作が必要となります。】

マウスのクリック操作で図形を選択した後の操作になります。

第2図(「図形描画」ツールバーの説明)
オートシェイブツールバー説明

以下、「図形描画」ツールバーの使用法です。

[図形の調整]をアクテブにする(共通操作)

[Alt]→[Ctrl+Tab]キーを押し続け[図形の調整]をアクテブにします。

実践編その1「図形を加工する」

実践編その2「図形の大きさの変更と回転」

第4図(オートシェイブの書式設定[サイズ]タブの図)
オートシェイブ書式設定の図です。

例題:星の大きさを縦横共2倍にし、右へ36度傾けます。

実践編その3「図形を移動する」

オートシェイブで作成した図形は、選択時ハンドルが白色なのでそのまま移動操作ができます。
グリッド線を表示して、移動量を確かめてみましょう。

グリッド線の表示/非表示と設定

表示/非表示の切り替え

WinXP(Word2003)の場合のデフォルトでは、文字グリッド線の間隔(非表示で)[0.86 字]、行グリッド線の 間隔[0.5 行]になっています。
(私のWord2000の場合は、文字[3.2mm]、行[3.2mm]になっていました。)

但し、行の[0.5 行]のグリッド線は表示されません。2本に1本表示しますので、結果的には、 1行間隔のグリッド線になります。
「グリッド線の設定」欄では、「グリッド線の間隔」を設定し、「グリッド線を表示する」欄では、実際に表示する間隔を 「何本おきに表示」するかを設定しているのです。 表示する方法を、全て1本にしてしまえば、設定と同じになります。そこで、右下図のように設定しました。

第5図(デフォルト設定の図)       第6図(グリッド線変更の図)
の図です。  の図です。

    グリッド線の設定
  1. [Alt]→[D]→[I]→[V]キーで上記の左図が表示され、「行グリッド線の間隔」の[0.5 行]が選択された状態になっています。
    または、[Alt]→[上下矢印]→[U]→[W]キーでも、上記の左図が表示されます。
  2. [Del]キーで削除し、[0.25 行]と入力します。
  3. [Tab]キーを押して、「グリッド線を表示する」を選択し、[Space]キーを押します。
  4. [Tab]→[Space]キーで「文字グリッド線を表示する間隔」のテキストボックスに[1]表示されると思います。
  5. そのまま[Tab]キーを押すと、「行グリッド線を表示する間隔」のテキストボックスに[2]が選択状態になっています。
  6. [Del]キーで消去し、[1]と入力します。
  7. [Tab]キーを押して、[OK]を選択して[Enter]キーを押すと、上右図のグリッド線が引かれます。
    これで、設定は済みました。わずらわしかったら、表示/非表示の切り替え[Alt]→[V]→[G]で非表示になります。
    なぜ、このような細かい設定をしたかと言いますと、図形のグリッド線に吸着やその他の問題があるからです。一般的に図形を微動する際は[Ctrl+矢印}を使用し、 1ドット単位で移動させますが、この設定では何故か[矢印]キーだけで、それができてしまうのです。(WinXPでは、ですが?)

移動方法

図形を選択した後、[方向矢印]キーを叩けば移動します。上記の設定では微動設定になっていますので、 押し続けるようになります。
注記:第5図で、「描画オブジェクトをグリッド線に合わせる」のチェックが[オフ]で、図形が選択状態の場合、 [Alt]→[D]→[N]→[U]キーを押すと、1ドット上昇しますが、上(U),下(D),左(L),右(R)ボタンをマウスのドラッグ操作 で切り離なして使うとか、クリック操作が必要とかがあって「キー操作には向きません。

「ワードアート」の開き方

先ず、[図形描画] ツールバーを表示します。

  1. 方法(アクセラレータキー使用で):[Alt]または[F10]→[V]→[T]→[↓]キーの順に単独に押して[図形描画]を選択し、 [Enter]キーで画面下に表示されます。

次に、[図形の調整] をアクティブにします。

  1. [Alt]または[F10] キーを押して、メニュー バーの[フアイル]をアクティブにします。
  2. [Ctrl]キーを押しながら[Tab]キーを押し[図形描画] ツールバーがアクティブになるまで、続けます。
    [図形描画] ツールバーの左端[図形の調整(D)]がアクティブになりました。

「ワードアート」のボタンを選択します。

  1. [→]キーを押して、[斜めA]のボタんを選択→[Enter]キーを押します。
    「ワードアートギャラリ−」が表示されました。

◇「ワードアートギャラリ−」の操作法

  1. 既に左上隅がアクテイブ状態です。矢印キーで、好みの「スタイル」を選択して、[Enter]キーです。
  2. {ワードアート テキスト編集}ダイアログボックスが表示され「ここに文字を入力」画面がでますので、文字を上書きします。
  3. 書体、フォントサイズ、太字、斜体の編集ができますが。普通には、書体、フォントサイズの2つを決めれば良いでしょう。
  4. {Tab}キーを押すと、夫々の項目を順次アクティブにます。
  5. ▼印のあるところでは[上下矢印]キーを押して、書体なり、フォントサイズを決めます。決め方は[Enter]キーです。
  6. 設定が決まったら、[Tab]キーで、[OK]ボタンを選択して、[Enter]キーで完了します。

◇「ワードアートギャラリ−」の編集

【作例 1図】書体:MS 明朝、フォントサイズ:24、ギャラリ−:4列の3行目
ワードアート図

上のWアートは線がか細いようなので、編集し直します。(ここでも、マウスを使用しなければなりません。)
2図
ワードアート図

  1. 2図、Wアートの「ヤ」の下にあるような、ポインタになったときにクリックします。
  2. Wアートが選択され、4隅と4辺中央に白丸ハンドル、更に、緑色丸ハンドルと黄色◇ハンドルが表示されます。
    それとともに、ワードアート ツールバーが表示されます。このバーを使用して、編集作業を行います。
    (*緑色丸ハンドルは文字列をそのまま回転させます。黄色◇ハンドルは左斜体、右斜体に変化させます。)
  3. 先ず、[Alt]キー次に[Ctrl]キーを押しながら[Tab]キーを押し[ワードアート] ツールバーがアクティブになるまで、続けます。
  4. バーの左端がアクティブになたら、[→]キー1回で[テキスト編集]ボタンが選択されます。[Enter]キーです。
  5. [ワードアート テキスト編集]の操作方法は前記のとおりです。[B]ボタンを選び[Enter]キーです。
  6. 「3」の操作で、[ワードアート] ツールバーをアクティブにします。
  7. [→]キーで右端の「ワードアート文字の間隔」を選択→[↓]キーを押します。メニューが出ますから、[↓]キーで「より狭く」(80%)を選択し、[Enter]キーです。でき上がりは、下図になりました。「より狭く」以下は、最下段の%で変更します。

ワードアート図
いくらかは、強調されたと思います。

◇「Wアート」の影の設定

  1. マウスで「Wアート」上をクリック「Wアート」をアクティブにします。
  2. 先ず[Alt]を押します。次いで→[Ctrl+Tab]キーを押し続け[図形の調整]をアクテブにします。
  3. [→]キーで、右から2番目の「(2D)影付きスタイル(上図第2図参照)」を選択して、[Enter]キーです。
    ポップアップ図のメニューが表示されます。(「(3D)影付きスタイル」も同様にして選択できます。)
影のスタイルの選択
矢印キーで、好みのスタイルを選択し、(ここでは、1行2列目)[Enter]キーです。
影の位置の設定
1.[矢印]キーで、下段の「影の設定(S)」を選択し、[Enter]キーです。
2.ポップアップ図のメニューが表示されます。(ここでは、マウスを使用し絵柄を叩きます。)
3.上下の小さな矢印は、本体と影の距離を変化させます。
4.左右の小さな矢印は、影の左右位置を変化させます。(下図は影を右寄せしている図です。)

ワードアート図

影の色の選択
「影の設定」ツールバーを選択し直さなければなりません。
お定まりの[Alt]キー次に[Ctrl]キーを押しながら[Tab]キーを押し「影の設定」ツールバー左端が僅かに変化するまで、続けます。(見落さないよ注意してください。)
[→]キーで上図右端を選択し、[Enter]キーです。(ここでは、薄紫にします)
現れた「カラーパレット」から、[矢印]キーきーで薄紫色を選択し、[Enter]キーです。
「影の設定」ツールバーを閉じるには、マウスで「×」ボタンをクリックする以外には方法はなさそうです。

「図形描画」ツールバー右端の「(3D)影のスタイル」の操作方法も、殆ど「2D影のスタイル」操作と同様です。

影の消去
前々1で、「影の設定(S)」を選択したとき、一番上の「影なし」を選択(既にアクティブ化している)して、[Enter]キーで影はきえます。
ワードアートにグラデーションを付ける(サンプルは唯一のグラデーション スタイルですが)
Wアートをクリックして選択します。
お馴染みの[Alt]キー次に[Ctrl]キーを押しながら[Tab]キーを押し「図形の調整」を選択します。
[→]キーで、「塗りつぶしの色(バケツ絵柄)」を選択して、[Enter]キーです。
[Tab]キーで[塗りつぶし効果(F)]を選択し、[Enter]キーです。(直接[F]キーでも可)すると、塗りつぶしダイアログボックスが現れます。
ここで、ダイアログボックス内での「各項目の選択」方法を説明します。
1.タブ(見出しラベル)の切り替え  :[左右矢印]キー
2.主な項目の選択      :[Tab]キー (例えば枠線内のトップ項目に移動)
3.細分化された項目の切り替え:[矢印]キー
4.チェックボックス、ラジオボタンに「チェック」を「入れる」または「外す」には、[Space]キー

以下「アクセラレーターキー」を使用して説明になります。
ダイアログで、グラデーションタブが選択されていたなら、[Tab]キーです。
色枠内のどれがか「フォーカス」されていたら「1色(N)」を選択し、[N]キーを押します。
「1色(1)」が選択されますので、[1]キーを押し、カラーパレットから[矢印]キーで「緑色」を選択、[Enter]キーです。
[Tab]→[T]→[2]キーを押し、カラーパレットから[矢印]キーで「赤色」を選択、[Enter]キーです。
[Tab]キーを押し続け「バリエーション」の欄のどれかが「フォーカス」されたなら、[上下矢印]キーで、例えば「左下」を選択、[Enter]キーで完了します。
簡単な]説明でしたが、2色の組み合わせ、グラデーションの縦、横、斜め、中央から、外周からといろいろバリエーションがありますので、ご研究ください。

◇線の設定

線の図と説明文

◇ワードアート線の設定

線の図と説明文
線の図と説明文

トップページ タイトルの大型は「⇒こちら」です。


◇テキストボックスの操作

一寸違うテキストボックスの扱い

テキストボックス文字
テキストボックス文字

テキストボックスの2面性

テキストボックス説明  テキストボックス文字

テキストボックスの移動と変形

テキストボックス説明


◇キーでテキストボックスを操作する

テキストボックスを作る

  1. 先ず[Alt]を押します。次いで→[Ctrl+Tab]キーを押し続け[図形の調整]をアクテブにします。
  2. [→]キーで、「(テキストボックス」を選択して、[Enter]キーです。
    「描画キャンバス」がでますので、[Esc]を押して消してください。
  3. マウス ポインタが[十]字形になっていますので、クリックして、右上からやや右下にドラッグします。

例えば「書体を、MS 明朝、フォントサイズ14pt、文字色赤色、太字」を記入して、枠線を「青色、幅を厚め(3pt)、背景色を黄色」に設定するとします。 (方法はいろいろありますが、「書式設定」はメニューバーからの説明にします。)

1.文字列に書式設定

  1. [Alt]→[O]→[F]→[Ctrl+Tab]で「フォント」タブを選択。[Tab]で「日本語用フォント(T)」欄にフォーカスを移し[↓][↑]で、 「MS 明朝」をアクテブにします。
  2. そのまま、[Tab]で「スタイル(Y)」欄にフォーカスを移し、[↓][↑]で、「太字」をアクテブにします。
  3. そのまま、[Tab]で「サイズ(S)」欄にフォーカスを移し、[↓][↑]で、「14」をアクテブにします。
  4. そのまま、[Tab]で「フォントの色(C)」欄にフォーカスを移し、[矢印]キーで、「赤色」をアクテブにして[Enter]キーです。
  5. 再び、[Tab]キーを押し続け[OK]ボタンをアクテブにして[Enter]キーです。
  6. 書式の設定は終わりました。文字を入力すると、書式設定どおりに表現されます。勿論最初に文字を入力し、 選択してからの方がベターですが。

2.枠線と背景色の設定

  1. テキストボックス画面上でクリックします。四周が斜線で囲まれて表示されます。
    この状態でもできるにはできますが、斜線上でもう一度クリックして網目状態にします。
  2. [Alt]キー次に[Ctrl]キーを押しながら[Tab]キーを押し「図形の調整」を選択します。
    [→]キーで「線の色(斜め筆)」を選択し、[↓][↑]キーで「青色」を選択して、[Enter]キーです。
  3. 再び[Alt]キー次に[Ctrl]キーを押しながら[Tab]キーを押し「図形の調整」を選択します。
    [→]キーで「線の種類(三本線)」を選択し、[↓][↑]キーで「3pt」を選択して、[Enter]キーです。
  4. 再び[Alt]キー次に[Ctrl]キーを押しながら[Tab]キーを押し「図形の調整」を選択します。
    [→]キーで「塗りつぶしの色(バケツ)」を選択し、[↓][↑]キーで「黄色」を選択して、[Enter]キーです。
  5. 最後に、何もないところにカーソルをおいてクリックして完了します。
    ボックスを消去したいときには、四周を網目の状態にして[Del]キーです。

テキストボックスを扱う上でのポイントとその他便利設定

  1. (1)「線なし」に設定する。(2)「塗りつぶしなし」に設定する。
    この2点を設定すれば、ワープロ文字と全く同様の書式設定ができる上、しかも何処へでも移動設置ができる強みがあります。
  2. オートシェイブ図形やワードアート文字では、「選択されているか」、「否か」の2者択一でしたが、テキストボックスでは、 ワンクッション多く、「文字入力の選択枠」と「全選択枠」の2つの形を持っていることです。
    テキストボックスを削除する時、戸惑う原因になっています。

その他の設定につて


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