マルチメデア実習室 9

MP3の使い方―聴き方、フアイルの作り方(画像対応)

私は雑誌等の紹介で、予め SCMPX ソフトを入手していましたが、入門のキッカケが掴めないでいた超ビギナーです。たまたま、メル友、寺田健二さんから4〜5分の説明を聞いて、翌日 MP3 のホームページ ー デビューを果たすことが出来ました。即ち、つぼが分かれば意外と簡単なことなのです。

先ずSCMPXの概要についてはアスキー紙 '98.10月号「優良ソフトをチョイス」抜粋をご覧下さい。
「この一本で圧縮から演奏までをこなすMP3のオールインパッケージ。それでいて必要なデスク容量は約600KBと、他のプレーヤーの約2分の1〜4分の1と非常にコンパクトだ。オリジナルのデコード・エンコードを搭載し、完全に日本語対応となっている。(中略)
また、 WAVE フアイルのサンプリングレート変換ツールを持っている。 (中略)操作性がやや悪いのが残念である。(他の優良ソフトに敬意を表して、忠実に掲載) 何より、 MP3 フアイルの作成から演奏までが行える環境がフリーで手に入るという素晴らしいソフトである。」       

以下最も分かり易いMP3を聴く作るについての最低限の知識を説明致します。

赤字のみを辿って行けば出来るように編集しました。また、アンダーラインの所をクリックすると説明個所の画像が出ます。

1.準 備

1−1SCMPXソフトのダウンロード(4〜5分位)例えばTo Folderへ保存

その入手先は
「http://www.geocities.com/SiliconValey/Lakes/6827/」又ホームページ名「CH3's Homepage」と書いて有り、私も海外で探したがなかなか見つかりません。窓の杜でも作者の意向で扱っていないようです。フリーソフトながら現在は非公開のようです。
そこで富士通のInfonavigator疾風に MP3SCMPX と打ち込んで探したところ、第一番目にダウンロード出来るページがありました。'99.6月現在の Vr.1.42だそうです。
(私は、パソコン雑誌を調べ付録のCDROMからオンラインでリンクしました。)
追記私は9月にダウンロードして4〜5分で位で終ったと記憶していました。

12月になって新しいパソコンにも入れようと夜間InfonavigatorからCH3'Homepageを呼び出しました。ところがです。ページを開くだけで15〜20分そして先へ進める度に5〜10分と時間がかかりました。いざ、ダウンロードのボタンを押したら、なんと終了予定時刻が3時間過ぎとなっていたのです。実際そのとり、ロードのメーターもアクセツのシグナルも殆ど動かないのです。翌朝試みましたが矢張り同じでした。

インターネット人口の増加とそれに無料で良いソフトSCMPXに人気が集まっている(人気第1位)ためと思われます。止むを得ず私は既に手持のソフトをもう1台のパソコンからフロッピーにコピーして移し替えしました。以前にもダウンロードで1時間の経験がありましたが、もし発売品が有ったなら購入した方が良いかナーと思いました。 ("99.12.17記)

1―1の続き Zipフアイルの解凍(Lhasa で解凍)

例えばTo Folderへ保存

1−2 MP3資料 ネットからフアイルをダウンロード

(注意:ネット上でMP3フアイルを開こうとすると、始めに、
説明―アプリを選択―フアイルに保存―キャンセル
四択が出ますがフアイルに保存が最も簡単で分かりやすい。)
そうして例えばMy Documentsへ保存

2.再生操作

2−1 ダウンロードしたmp3フアイルをダブルクリックします。

操作盤が現れ自動再生されます。

2−2 自動的に再生されない時

現れた操作盤の下段右のLOAD MP・Xボタンを押してダウンロードしたフアイルを呼び出して演奏を聴くことになります。

尚、音量調整は左端縦長バーです。

(操作パネルの大きな図と機能の説明はヘルプにあります。)

以上でMP3フアイルを聴くことが出来ました。これで入門は果たされたことになります。ループや数曲を流すといった方法、曲順をランダムに決めるなどその他の機能については、ヘルプ(20数頁)でどうぞ。以上です。

3.MP3フアイルの作成(Waveフアイルを11分の1に縮小します。)

私は実際にUta71.WavというフアイルをMP3フアイルに変換しながらこの記事を具体的に書いてみました。パソコン動作環境はWindows95CPU:ペンテアム150Mzメモリ48MBです。
作例 Uta71.Wavフアイルは8bit.8000Hz.monoでTo Folderにに保存。ダウンロードしたScmpx.exeソフトもToHolderに保存してあります。

またCONVERTの下位の選択にはMultiplefiles(複数曲の時使用)ではなく singlefileを選択しました。

流れ図

(15手順:操作は意外に簡単です。待ち時間も変換作業位です。)

第一段階
CONVERT―Resample―資料呼び出し―選択―開く―レートの設定―OK―保存(変換作業)

第二段階
CONVERT―Encoding―**_re.wavフアイルを選択―開く―ピットレートを設定―OK―保存

(変換作業)―完了。 これは3−1から3−3迄の操作手順です。以下はその詳細です。

3−1 デコード ― (レサンプリング・レートの設定)

  (アンダーライン項目をクリックすると画像がでます。)

1.ONVERT-ボタンを押し-Single-file→Resample-をクリック。

2.「フアイルを開く」ダイアログが出ます。Uta7.wavを呼出します。
フアイルの種類はLoad Windows wave(*.wav)です。上を選択して→開きます。

3.「SCMPX-High-Quality-Resampling-Tool」ダイアログが出ます。

New formatのサンプルレートを16000量子化ビットを16bitにそしてチャンネルを monoに設定し、OKボタンを押しました。

(このダイアログに音質を高めるResample Qualityバーが有ります。これを高めると処理時間に影響します。私はデフォルトされている20で行いました。

3−2 フアイル変換(レサンプリング)

1.今度は「フアイル名を付けて保存」のダイアログが出ます。
フアイル名:Uta71_rs.wav

フアイルの種類:Resampled wave(*.wave)
そのまま保存ボタンを押します。

2.「SCMPX-convert-uta7.wav」の画面が出て変換作業のメータが始動

(anti-alias/resampling 緑色 の帯が走ります。 2.3MBの - Wav フアイルが2 -

分位で終了 - To Folder内に Uta71_rs.wav フアイルが出来ました。 )  

 

3−3 エンコード(Uta71_rs.wav フアイルをMP3フアイルに変換)

1.操作盤を呼び出す。(Scmpx.exeを起動します。)       -

2.CONVERT→Single - file→Encoding - MPをクリック       

3. 「フアイルを開く」ダイアログが出ます。           -―

To Folder - の中にある - Uta71_rs.wav-を選択して開きます。 -

フアイルの種類:Load Windows Wave(*.wav)             

4. 今度は - 「SCMPX MPEG/Audio Encode Setting」ダイアログが出ます。

ここでは、 ピットレートのみ選択します。 私の場合、前と同じ

16000-にして-OK-ボタンを押しました。          

5. 「フアイル名を付けて保存」のダイアログが出ます。      

フアイル名:Uta71_rs.mp3   -

フアイルの種類:Save MPEG/Audio(*.*.*)

となっておりますので保存を押します。         

6. Encoding-の赤い帯が走り1〜2分位で終了。         

以上でTo Folder内に Uta71_rs.mp3のフアイルが保存 されました。

フアイルをダブルクリックすると操作盤が出て来ます。      

LOAD MP-X ボタンでフアイルを呼び出すと演奏が始まります。  

ここで、作例に使いました Uta71rs_.mp3 お聴き下さい。 ’99.9.16記-

 

操作盤の使い方                        

ボリューム:左端縦長バー       

再   生:>            

停   止:■            

  高低音質の調整:∇(小さいが左下に有ります。効果が有ります。)

REPEATボタンを押す:ループ演奏になります。          

スクロールの表示設定:≫を右クリック(スクロール右下に有ります。)

 

トップへ戻る    総目次へ戻る   MP3へ戻る  

 

inserted by FC2 system