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Pixia の使用法 2

印刷機能

[Pixia]では、印刷時の[DPI]の設定が任意にできます。

VIX、IrfanView、JTrimには、この機能はありません。こんな筈では無かったという、超大型サイズに印刷されることは先ずありません。

第1図 日の出の元画像(実サイズ=2560×1712px、容量=1.46Mb)です。


経緯説明

第2図 第1図の画像の情報です。

ですから、この元画像をそのままA4用紙に印刷する場合にはなんの問題も起きません。トリミングした場合に問題が生じます。次例をご覧ください。

◇Web表示やメール添付画像◇

第3図は IrfanViewでトリミングし、[色調補正]→[ガンマ補正]で明るくレタッチした図で、実際のフアイル容量は137Kb です。(空の輝きは失われてしまいました。また、Web掲載上16Kbにしてあります。)
一応デスプレイ上では、ご覧のように、どうにか見られますが(デスプレイ上では[72dpi]表示に限られているからです。)

第3図 幅600ピクセル(面積比で元画像の約1/19)にし、明るくレタッチした画像です。

◇第3図を印刷するには◇

DPIを200〜300に収める必要があります。

第3図の2 第3図の画像の情報から[DPI]を[200]にした場合の画像サイズの表示です。

例えば、少しでも大きく見せたいとして、DPIを最低限の[200 DPI]にpixiaで設定すると下図の大きさになります。

第4図 幅 7.6cm 高さ4.9cm の印刷仕上がり画像です。

◇2月10日の落日◇

快晴で雲なし、但し1日中暖かったため、薄もやがかかっていて、筑波山さえ、見えない状態でした。
こんな日こそ、ファレーションのない落日が撮れるのです。また、出かけてしまいました。下図参照

第5図 解像度2048×1536px で撮り、幅800pxにした画像です。(左手にうっすらと富士山)

IrfanViewで上の写真のDPIを200に直すと、10.2×7.6cm の答えが返ってきました。
また、下図のpixia での印刷設定のダイアログでも同様な数値になり、これで印刷が実行されるわけです。

第6図 解像度を200に設定したところです。

結果は、A4版用紙の 1/6 位の大きさにしかなりませんでした。
Web掲載のための途中作業で、800ピクセルに落としたため、このような、極小サイズになってしまったのです。
勿論、元画像の解像度 2048×1536px を直接印刷すれば、解像度200で19.5×26.0cmでA4サイズ弱になります。




文字入力

「JTrim」での文字入力

「JTrim」の[A]ボタンの文字入力は非常に簡明で使い易く大抵の用を果たせます。今回の、無料ソフトシリーズでの 画像への文字入力は全て「JTrim」で行っています。前ページ第2.3.その他の図参照

第20図




pixia での文字入力

◇直接、写真やロゴの文字パネル画像に、文字を描き込む◇

下記は、画像を取り込んだ場合の例です。左側画面には、写真等画像が写っているとお考えください。

第21図

  1. [フアイル]メニュー →[開く]で画像を取り込みます。(LAYER0 になります。)
  2. 予め使用する「文字色(単色)」、「テクスチャ」または、「任意のビットマップ画像」をC パネルの正方形にカレントカラーとして登録しておきます。(つい設定忘れもあり真っ先にした方が良いです。)
    (第21図右側の「文字ダイアログ」には文字色の設定欄が無いからです。)
    注)グラデーションは、正方形に表示されませんが、P パネルの[G]と○1,2,3,4がアクティブになっていれば、文字はグラデーションで描かれます。
    「テクスチャ」や「ビットマップ画像」は正方形に表示されます。

第22図(左から波型グラデ、長方形グラデ、デッサグラデ、テクスチャ、ビットマップ)

  1. [描画]メニュー →[文字]をクリックします。
    すると、[文字入力ダイアログ]が現れます(第21図右側)。
  2. 文字入力ダイアログで、書体、サイズなどを設定して(サンプル枠に表示されます。)[OK]ボタンです。
    すると、文字が画面左上隅に表示されます。
    (後からフィルタ処理などが行えますが、文字描画の段階でも図に項目があるとおり、 「ぼかしを入れたり影を付けたり」することができます。)
  3. 影の位置を指定します。(下図作例では[2]としました。)
  4. 影のぼかしを指定します。(作例では[5]としました。)
    (影の位置、ぼかしの数値は、いろいろ経験して覚えてください。)
  5. [名前を付けて保存]します。拡張子[.pxa]で保存すると、後々修正が可能ですが、[.jpg],[.png]でもOKです。

第23図(白矢印が入力画像です。)

  1. 「トーンフィルター」は模様を付ける設定です。また、その模様に角度も付けられます。
    「トーンフィルター」は[文字ダイアログ]か、文字上右クリックメユーで貼り付け前の[トーンフィルター]で設定します。

    第25図参照:画像に「トーンフィルター」を掛けた時の手順です。
    1.塗りたいカラントカラーを「正方形(前頁第2〜3図参照)」に登録します。
    2.[描画]メニュー →[トーンフィルター]をクリックします。
    3.現れたダイアログから、どのように模様を付けるかを選択します。
      作例では、「標準的な模様」の右端にしました。
    4.[OK]ボタンを押して設定は完了します。
    5.[塗りつぶし]ボタンをクリックします。

第24図

第25図ー外周を白色でぼかした例

  1. 文字画像(更に大小の調整ができます。)をドラッグして位置を決めます。
  2. 文字画像上で、右クリック、メユーから[このレイヤに貼り付け]を選択します。
    (この場合は、もう文字の移動はできません。)
    (予め選んだ色で描きますが、このとき、[t]、[d]の影響を受けます。)
  3. [新規レイヤとして貼り付け]を選択した場合、レイヤの結合する前なら、[Ctrl]キーを押しながら、「文字をドラッグ」というよりレイヤの移動で何時でも文字の位置が変更できます。

キャンバスに描画された文字は以後画像データになり、文字列の編集はできませんが、フィルタ処理などの画像加工を施します。

第26図(文字例)


◇ベースレイヤ(画像)◇

  1. 新規作成ベースレイヤ(白紙及び単色背景:[現在選択色]を確定して、[塗りつぶし]ボタンをクリックすると、単色背景ができます。)
  2. 追加レイヤ(1.透明 2.単色背景:画像を切り取る際、境界が分かり易い色をつけ、用が済んだら透明にする用法。)
  3. 「選択しているレイヤ」の「複写レイヤ」を作り、それに描き足すこともできます。

◇文字描画のため新規レイヤにした場合は、文字列の大きさで新規レイヤを作成します。◇

既にレイヤが有る場合、レイヤの追加方法

Lレイヤパネルの[編集]で[追加]、[複写]を選択します。また、[編集]で[削除]することもできます

文字入力は、上記と変りありません。

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