ヘッダー
PIXIA使用法1 PIXIA使用法2 PIXIA使用法3 PIXIA使用法4
コンテンツ

Pixia の使用法 4−LAYER使用の実際

PIXIA のLAYERパネル

第1図
PIXIA のLAYERパネル

第1図の説明

  1. [フアイル]メニュー →[新規作成]をクリックします。
    [新規作成]ダイアログの[リスト]ボタンから、[128×128サイズ]をクリックし、[OK]ボタンです。
    作業画面(ベースレイヤ:LAYER0)ができました。
  2. Pパネルの[G]を選択→「スクエアG(グラデーション)」をクリック→その左側のグラデサンプル
    (既存か新規作成)を選択して、[塗りつぶし]を実行します。

  1. レイヤパネルの[編集]→[追加]をクリックします。
    現れたダイアログで、「フルサイズ」にチエックされているのを確認して[OK]ボタンです。
    「LAYER1」ができました。
  2. [領域-長方形]ボタンをクリックして、作業画面に長方形を描きます。
  3. 「波型G」をクリック→その左側のグラデサンプル(既存か新規作成)を選択して、[塗りつぶし]を実行します。
  4. [領域解除]ボタンをクリックすると、第1図左端の状態になります。

第2図 (LAYER0を非表示にする)
LAYER0を非表示にする図
「レイヤ表示/非表示」の[右向き▼]をクリックして「LAYER0」を非表示にしたところです。

第3図 (レイヤ設定画面を出す)
 
[LAYER設定]ボタンをクリックして、「LAYER1 の合成方法」の設定をするところです。


LAYERの合成方法について

合成方法現在設定しているレイヤをどのように合成するかを指定します。

◇合成方法◇

下記に示す下の色とは、現在選択しているレイヤよりも優先順位の低いレイヤで構成されている色のことを指します。

[表示しない]

このレイヤを表示したくないときに使用します。

[重ねる]

レイヤ設定-重ねる

もっとも基本的な合成方法で、単純に重ねます。
透明の部分では下のレイヤが見えます。(下のレイヤがアクテイブではないが、左向き▼を押してレイヤ表示にしてある場合です。)


[乗算]

このレイヤの色情報と下の色情報を乗算して合成します。色情報が乗算されるため、元の画像より暗くなります。


[明るい方]

下の色と比較して明るい方の色で重ねます。


[暗い方]

下の色と比較して暗い方の色で重ねます。


[明度]

このレイヤの明度のみを重ねます。色相と彩度は下のレイヤの値が使われます。


[色相と彩度]

この色相と彩度のみを重ねます。明度は下のレイヤの値が使われます。


[ハイライト]

このレイヤのハイライト情報を重ねます。画面にハイライトを当てたような効果を出します。

差の絶対値

下の色と比較して、差を重ねます。

[オーバーレイ]

レイヤ設定-オーバーレイ図


LAYERパネルのその他のボタンについて

◇画像ボタン◇

画像ボタンをクリックすると、下図のポップアップメニューが現れます。

画像とマスクの切り替えをおこないます。マスクを使用しないときは不要です。


◇編集ボタン◇

編集ボタンをクリックすると、左図のポップアップメニューが現れます。

  1. [追加]:白紙のレイヤを追加します。(ベースレイヤ(LAYER0)以外のレイヤは全て透明紙です。)
  2. [削除]:選択したレイヤを削除します。但し、ベースレイヤ(LAYER0)は削除できません。
  3. [複写]:アクティブレイヤ(赤線枠内)と同じものを新規レイヤとして作成します。
  4. [設定]:アクティブレイヤの詳細設定を行います。
    ここでレイヤ名を変更したり、表示方法を変更したりすることができます。
  5. [サイズ変更]    :選択中のレイヤのサイズを変更します。変更方法を設定するダイアログが表示され上下左右を増減させることができます。
  6. [レイヤの結合]   :レイヤ結合ダイアログを表示します。[画像]メニュー →[レイヤの結合]からでもできます。
  7. [下位レイヤとの結合]:アクティブレイヤより下位にあるレイヤを結合して1つのレイヤに纏めます。 上位にあるレイヤには影響を与えません。
  8. [影の作成]:透明部分に、不透明部分の影を作成します。影の形状はダイアログで設定します。

レイヤ チュートリアル

◇[編集]→[追加]で新しいレイヤを作っては描き込みます◇

ベースレイヤ作成 (LAYER0)、及び第1レイヤ作成 (LAYER1)

レイヤ作成パネル

  1. [フアイル]メニュー →[新規作成]をクリックします。
  2. [新規作成]ダイアログの[リスト]ボタンから、[128×128サイズ]をクリックし、[OK]ボタンです。作業画面(ベースレイヤ:LAYER0)ができました。

Lパネルの[編集]→[追加]で新しいレイヤ(LAYER1)を作り、[背景色]を[グリーン]にしました。
このグリーンは、[塗りつぶし]ボタンで塗りつぶさない限り画像に残ることはありません、ただ、背景色「白色」よりも分かり易くするための一時的措置です。
(本当の背景色は、「LAYER0」の白紙です。完成時に分かります。)


第2レイヤ作成 (LAYER2)

  1. Lパネルの[編集]→[追加]で新しいレイヤ(LAYER2)を作ります。
    (現れたダイアログで、「フルサイズ」にチエックされているのを確認して[OK]ボタンです。)
  2. ツールバーの[領域-長方形]ボタンンをクリックして、作業画面に長方形を描きます。
  3. Pパネルの[G]を選択→「スクエアG(グラデーション)」をクリック→その左側のグラデサンプル(既存か新規作成)を選択して、[塗りつぶし]を実行します。
  4. [領域解除]ボタンで選択領域を解除します。

第3レイヤ作成 (LAYER3)

  1. Lパネルの[編集]→[追加]で新しいレイヤ(LAYER2)を作ります。
    (現れたダイアログで、「フルサイズ」にチエックされているのを確認して[OK]ボタンです。)
  2. ツールバーの[領域-楕円]ボタンをクリックして、作業画面に楕円を描きます。
  3. 「波型G」をクリック→その左側のグラデサンプル(既存か新規作成)を選択して、[塗りつぶし]を実行します。
  4. [領域解除]ボタンで選択領域を解除します。

第4レイヤ作成 (LAYER4)

  1. Lパネルの[編集]→[追加]で新しいレイヤ(LAYER4)を作ります。
    (現れたダイアログで、「フルサイズ」にチエックされているのを確認して[OK]ボタンです。)
  2. Pパネル[1],[2],[3],[4]または、円カラー座標から、ここでは、「赤色を選択」し[正方形]に登録します。
  3. 線(色)描画の鉛筆をクリックし、赤線を描きます。

第3レイヤを編集(加工)する (LAYER3)

  1. [LAYER3]のサムネイルをクリックし、赤枠線で囲み、選択状態(アクテイブ)にします。
  2. Pパネルの[消しゴム]をクリックし、ここでは、波型グウラデーションの赤色部分を消去します。
  3. すると、先に設定したグリーンに変ります。このグリーンは一時的背景色で実際は透明色を表しているのです。
    その意味は最後の結合後に分かります。

レイヤの結合を設定する

  1. Lパネルで、右寄せになっているレイヤは、非表示のレイヤです。
  2. これらの、レイヤを左右向き▼ボタンを操作して全部左寄せの「表示」に切り替えます。
  3. 現在選択中のレイヤの[LAYER]文字ボタンをクリックします。すると、「レイヤ結合」ダイアログが現れます。

非表示レイヤ(LAYER2)の処理

  1. 右図では、「LAYER2」が非表示になっています。
  2. 左向き▼をクリックして、表示レイヤにします。
  3. [LAYER1]は一時的背景色なので、右寄せの非表示レイヤにします。
  4. 「レイヤ結合」ダイアログで、「非表示レイヤを破棄して新規ウインドウ」にチエックを入れます。
  5. 「透明色の結合」欄では、「透明色」が非表示で破棄されますので、どちらでも良いことになります。
  6. [OK]ボタンで完了です。

全レイヤを表示にした画像

  1. 「第3レイヤを編集(加工)する (LAYER3)」の項で、消しゴムで消した後が、グリーン表示になりましたが、 結合を終えると、その前のレイヤのスクエアグラデーションが出てきました。
    これで、グリーンは仮の背景色だったことが分かります。
  2. また、四周は白色(LAYER0)の背景になっていることからも分かります。

*図中、「レイヤの結合を設定する」の図と「非表示レイヤ(LAYER2)の処理(LAYER3)」の赤線その他の違いは、 図を再作成したための相違です。


名前を付けて保存した画像

完成図

inserted by FC2 system