スタイルシート(以下スタイル)の記述は、用途や状況によって属性: 値;の組み合わせが幾通りのもなります。
p { 属性: 値; 属性: 値; 属性: 値; 属性: 値; }
div { 属性: 値; }
<style type="text/css">
<!--
h1 { 属性: 値; 属性: 値; 属性: 値; 属性: 値; }
ul { 属性: 値; }
-->
</style>
注)閉じ括弧[ } ]の前の[ ; ]セミコロンは付けなくても差し支えありません。また半角スペースも不要
ですが、私は両方共用いています。特にセミコロンは、属性、値の場所を変えたときセットにしておかないと記入漏れをきたす
恐れがあるからです。順序の整理で位置の移動を行うことは度々生じます。
例えばpタグの場合:
<p style="属性: 値; 属性: 値; 属性: 値;"> 段落文章 </p>
属性コロン半角スペース値セミコロン半角スペース属性コロン半角スペース値セミコロン半角スペース
または、<p style="属性:値; 属性:値; 属性:値;"> 段落文章 </p>
属性コロン値セミコロン半角スペース属性コロン値セミコロン半角スペースでも構えません。
例えば div タグの場合:
<div style="属性: 値; 属性: 値; 属性: 値;"> div ブロック内 </div>
例えば span タグの場合:
<span style="属性: 値; 属性: 値; 属性: 値;"> 文字列 </span>
のように記述します。
<style type="text/css"> <!-- A:link { color: red; } カラーは赤色 A:visited { color: #ff0000; } これも赤色 A:hover { color: #f00; } こう書いても赤色 A:active { color: green; } カラーは緑色 BODY { color: #0f0; これも緑色 background-color: #00f; これは青色です。 margin-left: 10px; ブラウザの画面左端から10px離してbody画面に margin-right: 10px; 同ブラウザの画面右端から10px離してbody画面に margin-top: 5px; 同ブラウザの画面上端から5px離してbody画面に margin-bottom: 5px; 同ブラウザの画面下端から5px離してbody画面に line-height: 140%; 同ブラウザのデホルトの標準行間隔の1.4倍 } --> </STYLE> </HEAD> <BODY background=" ★背景画像URL★" bgcolor="#00f★背景色★" text="#00f ★文字色★" link=" ★リンク色★" vlink=" ★リンク色★" alink=" ★リンク色★"> </BODY>
このページでも「 セレクタ h3 」に下記のとおり「スタイル」して使用しています。
H3 { font-size: 14pt; font-weight: bolder; text-align: center; height: 25px; background-color: #fffaf0; }
サンプルに挙げた「body」には7項目の「スタイル」が設定してあります。
BODY { color: #0f0; background-color: #00f; margin-left: 10px; margin-right: 10px; margin-top: 5px; margin-bottom: 5px; line-height: 140%; }
記述項目が、サンプルのため非常に少ないですが(多くても同じことです。このページのソースを ご覧ください。90個のスタイルが設定してあります。それは次に述べるコピー・貼り付けにより、 いとも簡単だからです。)、これ全部をコピーした上、「 body 」を次 に示す「各要素」のセレクタ形態に置き換えるだけで、「各要素」のスタイルシート記述となります。勿論「属性」の増減「値」の変更等必要に応じて随意です。
たとえば、段落タグの「 p 」や見出し文字「 h1 」同類の「 h2〜6 」また段落 p の兄弟のような
「 div 」それにリスト関係の「 ol 」等、またはラインの「 hr 」と言った具合です。
ここでは、1つの例として「 div 」を増やして「値」を替えてみました。すると、下記になります。
BODY { color: #0f0; background-color: #00f; margin-left: 10px; margin-right: 10px; margin-top: 5px; margin-bottom: 5px; line-height: 140%; } div { color: #fffff7; background-color: white; margin-left: 25px; margin-right: 25px; margin-top: 3px; margin-bottom: 3px; line-height: 140%; }
実は「div 」の記述でセミコロン「 ; 」の前の数値やカラー名、カラー#などが、「body」と
全く同じなら新たに「div 」項目を設定する必要は全くありません。その理由は
「要素の親子関係」という問題で「body」タグは「html,head部使用のtitle,meta,link等以外の全てのタグ」の親要素であるからです。
そうしてhtml文法では親子関係が成立するタグ間にあっては、親の持つ性質は子に
「継承」される決まりになっているからです。
「div」にある「line-height: 140%;」は「body」と同じなので不用です、記述しなくても実行されます。
また、記述してあっても害にはなりません。
左から余白をとって「divセレクタ」があり、少し間をとって2番目の「 { 」に繋がっています。次は
改行されてから属性colorになっています。
このように次が空白になっているとか、改行されているとかですが一向差し支えありません。
このページのソースを開いて color の c 左から半角設定で戻してください。1段繰り上が
ると必ず「 { 」に密着するはずです。(いや、それどころかhtmlソースでは空白は問題にしないようです。)
html記述上では半角スペースをいくら繰り返しても最初の1回しか認めないのです。(確かブラウザ上で
もそのような問題がありました。)ですから、半角スペースで空きすぎていると思っても半角1つのスペ
ースと全く同等になり「文法が成立する」のです。
ちなみに、「 { 」の次は半角スペース「 : 」の後に半角スペース「 ; 」と「} 」間にの後に半角スペースを入れた方が良いとされています。しかし、くっついていても同じに表現されるのは「半角スペース」は繋がっているということになります。
というわけで、いくらでも自由にそうして見易く並べることができるのです。(テストする場合 <br> は無視して考えてください。 <br> は当画面編集上付けてるものですから)
(補記)
「color:」や「background-color:」は「属性」ですが、color のように「 - 」が無いもや「 - 」を
2つも付けた「text-underline-position」などがあります。これは、きめ細かな定義であって「 - 」で繋がる全体が「属性名」です。