スタイル設定 第1回 <h1> タグ

(この項は14.12.11追記の感想文です。)
最初の印象と完成後の印象の違いからスタイルの効果を 肌で感じ先達諸先生がしきりに薦めている「スタイル」の意義の何かを掴めるかも知れない、の思いで 14.10.13 起稿しました。

下記本文にて、リンク紹介のページを、あっさり(この段階では熟読しても分からないし、辛抱もでき なかったためです。)拾い読みしたのですが、愚鈍な私にとっては「こんなことをするんだ」のイメー ジは掴んだものの、「スタイル」については99%分からない状況での、ページスタートだったのです。 ーあちこち資料あさりの期間2〜3か月は別にしてー以後丁度2か月、適切ではないかも知れませんが、 どうやら10種類程のタグに「スタイル」を施せるようになりました。

矢張り経験しないことには、どのような立派な解説であっても、熟読も理解もできません。今ようやく 3年前購入の「ホームページの上手な作り方教えます」1年半前のスタイルシ−ト辞典、そうしてつい 2月前に購入した「技術評論社のhtmlタグ辞典」を3冊まとめて今度は熟読しています。

じつは、「技術評論社のhtmlタグ辞典」が私に読解力を与えてくれたのです。他の著者のものであって もそうなったかも知れませんが、たまたま、「フィット」して読む気を与え てくれたのです。
「ホームページの上手な作り方教えます」は絵入り会話風ありでやさしくしたつもりでしょうが、私に はなじめませんでした。そこかしこに付箋や下線が記されてはいるものの、そのすべて、100%記憶 に残っていないのには驚きました。それが今になって読み返すと、要領良くまとめてあるので手離せま せん。

2月前から、このページを進めながら、そこで得た知識をもって以前のページに修正作業を施しました。 このシリーズの初期のページに「スタイル」が使用してあるのはそのためです。このページでも、この 項は追記のため、「スタイル」しました。

起稿14.10.13
このスタイル設定シリーズは、下記「HTMLとスタイル解説集」の見映えのしないページに一歩二歩と段階 を踏んで「スタイルシート(以下スタイル)」を設定し、1ページを完成させて行きます。

いろいろなタグにいろいろなスタイルを設定し、そうしてスタイルの仕様を指定する「値」を替えて行く うちに思わぬ発見がもたらされたりします。「遊び感覚」で「スタイルの学習」と行きたいところです。

ただ、是非心得ておきたいこともがあります。<head> 部で「セレクタ」に「属性」「値」を記述 する際たとえ1字でもないがしろにできません、「:、;、{、 } 」のどれが抜けても機能しません。 そればかりか、思うように行かない場合には、必ず何処かに欠陥がある筈なので入念なチェックが必要に なります。

第1回目は「 <h1> 」タグだけに「スタイル」を設定しました。そこで、タグには「領域枠」があ ることを知りました(「一覧表としてのテーブル」に、とって替わることはできないにしても、使い方次 第によっては、一般に重いといわれるテーブルに替わっての使用も面白いかもしれません。)

この「 <h1> 」タグだけでもいろいろな「設定値」(殆どが数値を替えるだけです)を変化させれば 自然に用語・用法が身に付き理解ができることと思います。後の3回は膨大な量に見えますが「適用する タグ」を、ただ増やしたに過ぎませんので、お気軽に挑戦してみてください。

(追記14.11.26の今日、某メルマガ講座の第1回目ですが、インターネットの仕組みの覚え方がありました。 その後段に「はっきりと理解しないでも、先ず大よそのイメージを掴んでから入る。」 というのがありました。

私もこれに全く同感です。私の学習法もそのとおりだったのです。今参考書を読んで見ると以外に易しい感 じがするのです。先月から始めた「スタイルシート入門」では、半分近くもつまらぬ道草を食いながらの学 習でした。しかし、それでも「スタイルシート」のイメージが頭に入ってきたのです。

3つ程例を挙げます。極論ですが、実体参照は「 &lt; 」「 &gt; 」「 &quot; 」だけを覚え ればそれで良い。カラー表示は「#6桁」「原語名」の「カラーチャート」が手元「 こちら)」(本文でご案内の著者: K16氏Another HTML-lintの色見本にあります。)にあればそれで良く理屈はいらない。若し「#3桁」を 使いたかったら、次のようにしてください。

2〜3の例で説明します。「#ff0000」は「#f00」、「#009900」は「#090」「#663399」は「#639」、 「cc00ff」は「c0f」つまり「 00、 33、 66、 99、 cc、ff 」に限った2桁の6種文字列で構成する 「#aabbcc」のみ、重複文字を1字に短縮できるのです。0,3,6,9、c、f の並び順はどうでも良いのです。

「head」部の「meta」「link」の記述は本ページ下段にあります「 こちら」に必要項目を選んで記述すれば で十分で、以上3点は理屈は要りません。使っていれば自 然に理解できる事柄です。他にもこのようなことは沢山あります。

問題は「head」部の<style type="text/css">〜</style>の記述だけになりますが、 それをこれから学習していくことになります。

HTMLとスタイルシート解説集 (設定は<h1>タグのみ)

この第1回目はこの道の「先達、大家または著名なホームページ作成サイト」に案内して「HTML」の解説を 試みるものです。
勉強中の私が説明する場合ですと、あちこちのサイトや参考書からの知識で行うわけですが、その際次の弊 害が生じます。1.全文まる写しを避ける為、変に歪曲してしまい勝ちになります。2.重複部分が生じます。 3.肝心のところが脱落してしまいます。

との反省もあって、このページを企画しました。なを、案内に当たっては下記3項目を列記しご案内いたしま す。(これで、著作件の侵害も無くなり、また、私が変に考えることもなく、組み立てだけの作業になります ので、比較的に早いペースで纏めることができそうです。)

著者名
著者サイトのトップページ(カウンター設置のページは必須) 必要があれば「サブ・ページ」も 
ズバリ解説のページ(1〜n個)

の3項目を出来うる限り明記して「リンク」させていただきます。

先ず導入編として「 W3C勧告文書 HTML 4.01 specification" 」を和訳したサイト「HTML 4仕様書邦訳計画補完委員会訳(委員 長 内田明外大橋正典、岡橋一輝、角谷徳仁、水無月ばけら、矢野啓介共訳) 「 HTML 4仕様書邦訳計画」から入ります。

アーカイブ欄ー「邦訳」をクリック「HTML 4.01 仕様書邦訳概説」をお読みの 上、その「タイトル」をクリックすると目的とする「W3CHTML 4.01仕様書ー 1999年12月24日付W3C勧告」が開きます。
もうこの「正確を期して邦訳したページ」を、仔細にまた、折に触れ熟読すれば、もう何も言うことなく「htmlと スタイルシート入門」は十二分に果たされたことになります。

ただ、その中にあって、愚鈍な私でも「分かり易いな・やさしいな!」と思われるサイトが有ったら、上記6氏や 他著者のサイトなど横道をも楽しみたいと思います。しかし、基本は勿論このサイトです。 念のため。

第一章 HTMLについて予備知識

htmlとは?

神崎正英氏
トップページ
プロローグ:htmlって何だ  30分間html入門
正しいhtmlのための若干の知識 (実体参照、署名、コメント、文書型宣言の意義説明)     取り上げた 「要素タイプの一覧」と要素の親子関係」  (表の右側に親と子の要素が記載、下段に親子関係の説明有り。)
(他にも良いサイトが沢山有りますが、私の独断と偏見でこれにしました。以下この調子で行きます。) 30分間html入門の下段にあります。各ソース例をブラウザで見てみましょう。

実際に試してみよう

The Web Class
トップページ
タグの解説と入力練習 どのタグを選んでも下段 に入力練習覧があります。「 入力練習だけのページ
上の練習が終わったら「神崎氏の」「30分間html入門の下段にあります。各ソース例もやって、ブラウザで 見てみましょう。」

タグとは?

上記 「 W3CHTML 4.01仕様書」簡略目次3
3.SGMLとHTMLの関係」の1/3あたりに 緑色斜体で「タグ」と「要素」の違い有り。DTD解説有り。

要素について

上記 W3CHTML 4.01仕様書
要素索引
要素名をクリックして下さい。既に和訳された文章でこと細かに解説してあります。
著者: WDG(Web Design Group)
翻訳権者: 加藤泰孝氏サイト
HTML4.0要素の機能別一覧 タブ「Hide non- strict elements」でHTML4.01strict仕様要素に、同じく「ShowでHTML4.01transitional」 仕様要素への変換ができて便利です。
ブロっク要素
              同上
インライン要素
             同上
著者:K16氏
Another HTML-lint ここで,html文法のチエックもできます。
「タグ一覧」から必要とするhtmlタイプを選択。 例えば「 xhtml1.1」の場合も用意されています。
行頭のタグをクリックで即座に目的のタグへ飛び、用法も一覧できます。(上級用でしょうか。)

HTMLの記述に入ります。

Noriaki Akifusa氏  (非常に簡潔でわかり易い。 私がお手本にしています。またページのhtmlソースに感動しています。)
HEAD、META、 LINKの記述
正しいHTML1 (論理構造理解の為サンプル比較で説明) 「正しいHTML2」もどうぞ。

要素「p」のparagraphと段落論

著者:矢野啓介 (ご指示により直接ページへリンク)
HTMLにおける「段落」をめぐって
HTMLのDTDを読んでみよう
  
WDG 著

HTMLで使用する主な用語

著者:大藤幹
ZSPC
html4.0についてー用語について   上で解説のあった用語等必要な事柄を簡潔にわかり易く述べてあります。

要素の親子関係と継承

著者: WEB for biginner 作成支援
 
要素の親子関係(図説)
(私はここ発行のメルマガの受信者です。私のページのスタイルシートに多用します。著作権の問題上引用・ 説明等に触れることが出来ません。

     便利ツール紹介

第ニ章 スタイルシート入門編

何処へ、どのような形態で設定するのか?

著者:上記 神崎正英氏
スタイルシート1 - スタイル設定の方法
スタイルシート2 - CSSのプロパティ

第三章 そうして早々と「スタイル設定シリーズ第1回」です

(最初におことわりします。私の一人よがりの実習で、誤作動について責任は持てません。)

以上の各サイトへのリンク集で、HTMLの要点のあらましは網羅したと思います。なを、訪問したページの前後もお読 みいただければ万全かと思います。

スタイルシート(以下:スタイル)設定の場所

  1. 外部スタイル・フアイルを作成しHEAD内に置き、リンクで呼び出し、そのコマンドを実行する。
  2. HEAD内にスタイルを植え込み、BODY内の関連タグに作用してコマンドを実行する。
  3. BODY内の局部夫々のタグに直接取り付いてコマンドを実行する。 
上の3つのタイプがありますが、そのうち一番一般的な2.について記述してみます。
head内にごてごてと書き込みますが、分かりずらいと困りますので、その内の一つのH1タグにだけ スタイルを設定します。〔表現は悪いかも知れませんが、頭の「H1」に「スタイル」がとっ憑いて、 しつっこく悪さ(でない良さ)を仕掛ける構図です。ーしつっこくーは最大漏らさず完全にです。ー〕

その前に、1.「HTMLのタイプのどれを使用」するのか、2.「HEAD部にどれだけの項目」を設けるか、 という構造の問題があります。前者は
「<!DOCTYPE HTML PUBLIC "-//W3C//DTD HTML 4.01 Transitional //EN">
<HTML lang="ja">」
とし、後者は手当たり次第に入れました。「便利ツール」で紹介済の「HTMLテンプレート」のご厄介に なり記述したものです。下図チェックのレ点をご覧下さい。そうして出来たソースは図の下に表示しました。

レ    HTML4.01 Transitional DTD

          
言語(HTML属性:lang)
日本語 (ja)
英語 (en)
アメリカ英語 (en-US)
文字セット(META要素:charset)
シフトJIS (Shift_JIS)
JIS (ISO-2022-JP)
EUC (EUC-JP)
Latin-1 (ISO-8859-1)
制作者名 (META要素:author)
内容説明 (META要素:description)
キーワード(META要素:keywords)
目次URL  (LINK要素:contents)
前の文書URL(LINK要素:prev)
次の文書URL(LINK要素:next)
スタイルシート関連(Cascading Style Sheet)
META要素(デフォルトのスタイルシート言語設定)
LINK要素(外部スタイルシート読み込み)
STYLE要素
リンク部分の下線を消すスタイル
A:link色
A:visited色
A:hover色
A:active色
BODY関連のスタイル
文字色
背景色
左マージン
右マージン
上マージン
下マージン
行の高さ
スクリプト関連(JavaScript)
META要素(デフォルトのスクリプト言語設定)
SCRIPT要素
フレーム内に表示された場合、 トップに表示するスクリプト
NOSCRIPT要素
BODY要素属性
background(背景画像)
bgcolor(背景色)
text(文字色)
link(リンク色:標準)
vlink(リンク色:キャッシュ済)
alink(リンク色:マウスが押された状態)
ーーーーーここまでが「HTMLテンプレート」のチエックです。−−−−−

ーーーーーーー下は出来上がったソースです。−−−−−
<!DOCTYPE HTML PUBLIC "-//W3C//DTD HTML 4.01 Transitional//EN"
"http://www.w3.org/TR/html4/loose.dtd">
<HTML lang="ja">
<HEAD>
<META http-equiv="Content-Type" content="text/html; charset=Shift_JIS">
<META name="author" content="★制作者名★">
<META name="description" content="★内容説明★">
<META name="keywords" content="★キーワード★, ★キーワード★, ★キーワード★">
<META http-equiv="Content-Style-Type" content="text/css">
<TITLE>★文書タイトル★</TITLE>
<LINK rel="prev" href="★前の文書URL★">
<LINK rel="next" href="★次の文書URL★">
<LINK rel="stylesheet" href="★外部スタイルURL★" type="text/css" media="screen">
<STYLE type="text/css" media="screen">
<!--
A:link { color: ★色★;}
A:visited { color: ★色★; }
A:hover { color: ★色★;}
A:active { color: ★色★;}
BODY {
color: ★文字色★;
background-color: ★背景色★;
margin-left: ★左マージン★;
margin-right: ★右マージン★;
margin-top: ★上マージン★;
margin-bottom: ★下マージン★;
line-height: ★行の高さ★;
}
-->
</STYLE>
</HEAD>
<BODY background="★背景画像URL★" bgcolor="★背景色★" text="★文字色★" link="★リンク色★" vlink="★リンク色★" alink="★リンク色★">

</BODY>
</HTML>

上のソースでHEAD部の「セレクターbodyのスタイル設定」を削除し 「H1」を書き込んだソースです。

<!DOCTYPE HTML PUBLIC "-//W3C//DTD HTML 4.01 Transitional//EN"
"http://www.w3.org/TR/html4/loose.dtd">
<HTML lang="ja">
<HEAD>
<META http-equiv="Content-Type" content="text/html; charset=Shift_JIS">
<META name="author" content="★制作者名★">
<META name="description" content="★内容説明★">
<META name="keywords" content="★キーワード★, ★キーワード★, ★キーワード ★">
<META http-equiv="Content-Style-Type" content="text/css">
<META http-equiv="Content-Script-Type" content="text/javascript">
<TITLE>★文書タイトル★</TITLE>
<LINK rel="prev" href="★前の文書URL★">
<LINK rel="next" href="★次の文書URL★">
<STYLE type="text/css">
<!--
A:link { color: ★色★}
A:visited { color: ★色★}
A:hover { color: ★色★}
A:active { color: ★色★}


今回下記のように「head」部内にスタイルを設定しましたが「a:link等のリンク文字列」
(従来から実施)と今回初めて取り組んだ基本タグの「h1」タグだけです。ですから、
その他はデフォルトで表示されています。

<style type="text/css">
<!--
         a:link { color: #080; text-decoration: none; }
         a:visited { color: #099; text-decoration: none; }
         a:hover {background: #0f0; color: #f00; text-decoration: underline; }
         a:active { COLOR: #f0f; text-decoration: none; }    
 
  H1   { color: red;
         padding: 10px;
         font-size: 22pt;
         font-weight: bold;
         background-color: #fc9;
        }

  h2  { font-size: 18pt;}
-->
</style>
" 感想です。"
イヤー!驚きました。このシリーズを進めるために、初めて取り組んだスタイルシートのごく一部
だったのですが、凄く勉強になりました。
真似々は多く経験していたのですが、どうしても断片的で覚えたり、記憶する力にはなり得ません。
ところが、どうでしょう、「h1」タグにいろいろな仕掛けようとしたら、かなりの「属性や「値」
自然に頭に記憶されました。「習うより慣れろ!」はウソではありませんでした。

今まで「h1」外Hタグは単に「文字を大きく、太く濃く」するだけの機能と考えており、何故スタイル
シートで「見出し」を大騒ぎするのか疑問に思っていました。だんだんやって行くうちに、今まで
考えていた万能選手的<p>タグより「偉い?」ことに気が付きました。

「h1」タグだけでも、ほんの少しさまになってきたようです。これに、H2,H3、またはP等様々
な要素に、いろいろ仕掛けを施すと随分いろいろな表現、装飾ができそうで楽しみです。


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