マルチメデア実習室
図形描画
オートシェイプ使用 実例の１
(ここでは、[図形描画]ツールバーを使っての説明です。)
[図形描画]ツールバーの出し方
メニューバーから[表示]→ [ツールバー]をポイントします。
すると右側にサブメニューが出ますから[図形描画]を選択します。または、標準ツールバーの[図形描画]ボタン。
画面下側に、[図形の調整]、[左傾白抜き矢印(オブジェクトの選択)]、[オートシェイプ]の並びでバーが表示されます。
★図形を扱うときは、先ずこのバーを表示するように心がけましょう。
★同様に[図]ツールバーも出して置くと役立ちます。
（此処には関係有りませんが、表を扱うときには、必ず [罫線]ツールバーを出して置くと間誤付くことはなくなります。）
[月]を描きます。
- [図形描画]ツールバーの[オートシェイプ]をクリックし、基本図形から「月」を選択します。
- [描画キャンバス]が現れますので、[DEL]キーで消します。
- 画面上でマウスをクリックすると、カーソルが「＋」になるので、左上から右下にかけてドラッグアンドドロップします。
- 月が描かれます。ダブルクリックすると[オートシェイプの書式設定]のダイアログが現れます。
[グラデーション]を掛けてみましょう。
- 月を、ダブルクリックすると[オートシィエブの書式設定]のダイアログが現れます。
- [色と線]タブをクリック→ [塗りつぶし]欄の[色]右端の▼をクリックします。
- [塗りつぶし効果]をクリックします。→ [グラデーション]タブをクリックします。
- [色]欄の[１色]のラジオボタンの○にチエックを入れます。
- 右側のボックスの、▼をクリックして、カラーパレットから、好みの色を決めます。
- 次に[２色]のラジオボタンの○にチエックを入れ、上と同様にして、好みの色を決めます。
- 左隅下で[グラデーション]を掛けるスタイルを選択します。 [OK]をクリックします。第１図が出来ます
１図をコピーして張り付け、６個作ります。（第２図）
第１図 第２図
各[月形]に回転をかけます。
- 上右図の２番目をダブルクリックすると[オートシェイプの書式設定]のダイアログが現れます。
- [サイズ]タブをクリックして、回転角度を60度にします。次々と下記のように、角度を設定します。
- 0度 右へ60度 右へ120度 右へ180度 右へ240度 右へ300度
囮の６角形を適当に描きます。月の配置のためです。
- オートシェイプ→基本図形→６角形を選び[Shift]キーを押しながら正６角形を描きます。
- 描いた６角形を30度右へ回転させます
- 図形の調整→[順序]→[最背面]を選びます。
- ツールバーのオートシェイプ右隣の[線]を使って[Shift]キーを押しながら対角線３本を引きます。
- 右上図のように配置します。6角形と対角線を消して、グループ化します。
- 偶数個の場合は、次項のような方法が有ります。
＊グループ化の方法：白抜き斜め矢印を押して右図を囲みます。[図形の調整]→ [グループ化]をクリックします。
＊図の微動は[Ctrl]キーを押しながら、四方矢印キーで行います。
[配置・整列]には、[中心点揃い]が有りません。
別法：そこで、囮の垂直線と水平線を使って、ほぼ完璧に中心点を揃えました。
囮の十字線に、月を揃えているところです。月だけをグループ化。 コピーした２組に回転を付けてまとめました。。
オートシェイプ使用 実例の２
[頂点の編集]使用法
- Word 2003 を起動します。
- [図形描画] ツールバーの [オートシェイプ] メニューより [線] をポイントします。
(６個の線のボタンが表示されます。これが、[頂点の編集]可能な図形です。) - 例えば、 [フリーハンド] ボタンをクリックすると、マウスポインタが[＋]ポインタに変わります。
- これを、クリックすると今度は[鉛筆]ポインタになります。
- 画面上にフリーハンドで自由にオブジェクトを描画します。
- 線の図形を選択します。
- 図形描画ツールバーの[図形の調整(D)]→[頂点の編集(F)]をクリックします。
沢山の小さな■が埋め込まれているのが分かります。これから、[頂点の編集]には入ります。小さな■を埋め込む作業です。 - 線上にマウスポインタを載せるとポインタが[＋]になります。
-
目的の場所で[＋]ポインタを前後左右に少しでもかんぶりを振ると小さな■が植え付けられます。
(小さな■は、方向変換したときのみ植え付けられますので、 [＋]ポインタをクリックしただけでは、何の変化も起きません。) - この■の密度を濃くしたりして、湾曲の度合いを強くしたり、反対に弱くしたりして、目的の図形に仕上げます。
- なお、小さな■は線上を横すべりさせることができますので、密度の強弱が計られます。
下図は、直線から作り出したものです。
ワードアート使用 実例の３
１．ハートに写真を入れる方法
第１段階◇ハートをワードアートに取り入れる
- オトシィエブのハート図形より、文字のハートの方が形が良い。記号から黒色ハートを選択します。
（白ハートでは駄目です。写真が線上に貼り付けられるからです。） - [図形描画]ツールバーの[斜めＡアイコン(ワードアートの挿入)]をクリックします。
- [ワードアートギャラリー]から、２列２行目(いちばん癖のないアートです。)を選択します。
- [OK]をクリックします。すると、もう、ハート形ができています。
- [サイズ]を決めて(たとえば40とか60とか何でも可) [OK]をクリックします。
- ワードの画面上に影付きハート形ができました。これをクリックして選択します。
- [図形描画]ツールバーの右から２番目の[影付きスタイル]をクリックして[影なし]をクリックします。
第２段階 ◇写真やイラストを挿入する
- [ワードアート]のツールバ−の犬じるし[テキストの折り返し]から、[前面]を選んで移動可能な状態にしましょう。
- [ワードアート]のツールバ−の[ワードアートの書式設定]をクリックします。
(ぺんき缶に筆のアイコンです。) [ワードアートの書式設定]のダイアログ出現します。 - [色と線]タブをクリックして、[塗りつぶし]欄の色右側のボックスの▼をクリックします。
- [塗りつぶし効果]をクリックします。現れたダイアログから[図]タブをクリックします。
- [図の選択]ボタンをクリックします。
- [図の選択]ダイアログから、フォルダ →フアイルを探し出して[挿入]ボタンです。
- 後は、[OK][OK]で挿入が完了すると思います。
- サイズ変更ハンドルで大きさを調整します。
(主役を中央に持って来たい時には、画像処理ソフトで、予め写真の「トリミング(適正にカット)」が必要です。)
左図 : 黒いハート 中央 ： 白いハート 右図：黒いハート
ワードアート使用 実例の４
ワードアートで花模様を描く（この場合は白ハートでOKです。）
- ワードに記号文字を１つ選び、コピーして５〜12個(20〜30個でも自由)描き、選択します
- [図形描画]ツールバーの[斜めＡボタン(ワードアートの挿入)]をクリックします。
- [ワードアートギャラリー]から、２列２行目(いちばん癖のないアートです。)を選択して、[OK]をクリックします。
- [サイズ]を決めて(たとえば２８とか) [OK]をクリックします。
取りあえず影を取り去っておきます。 - [図形描画]ツールバーの右から２番目の[影付きスタイル]をクリックして、 [影なし]をクリックします。
- ワードの画面上に影なしの図形(記号文字)が１列に表示されます。これをクリックして選択します。
- この段階で、[ワードアートの書式設定]から模様の色やグラデーションを付けておくことができます。
- 出来たアートを選択すると、[ワードアートツールバー]が表示されます。
- [ワードアートの形状]ボタンをクリックして、７列２行目の○形状(円太)を選択します。
長四角形に押しつぶされた図形になります。 - サイズ変更ハンドルで、正方形にします。
第２段階 ◇調整ハンドルを使用する
- [ワードアート]のツールバ−の犬じるし[テキストの折り返し]から、[前面]を選びます。
これによって、調整ハンドルが表示されます。また、移動可能な状態になります。 - 文字線上にマウスを当て、クリックすると十字型両矢印のポインタに変わります。(移動用のポインタです。) 下の広いところに移動します。
- 黄色の◇を探して、中心に向けて移動して、模様が完成します。(一寸難しい作業ですが。)
いろいろ試すことです。なおトップページの左目次欄「布川宿・・」
のタイトルのアートはワードアート形状の１行目右端２個から作成。
○を１０数個増やしたり減らしたり、文字を入れたりして作りました。
○の変わりに☆にすると、王冠になります。
私のホームページの第2回文化発表会児童俳句・・・をクッリックして、左の欄の２００６年７月を
クリックすると、ワードアートの作品が見られます。(みな、文字や記号からの変化です。)
また、「ラインをワードアートで作る」もみな、文字や記号からの変化です。
ワードアート使用 作品例
