野鳥シリーズ
野鳥撮影事始め
今年の正月ジョギングを始めたところ、かみさんのご期待とおり4日坊主で終わ
ってしまいました。以来9ケ月、足の衰えを感じたので、3日前の早朝歩いて見
ました。老人も歩けば何かに当たる。諺は生きていたのです。公園風の調整池を
通り過ぎようとした時橋の上に立派なそして大きな鳥の模型が風景にマッチして
飾ってありました。と、思った瞬間その鳥が飛び立ったのです。
3日目また行きました。その鳥の姿がありません。が、しばらくして「ギャオ」 という大きな鳴声がして鳥が飛び上がりました。カメラを向けてシャッターを切 りましたが作品にはほど遠いものでした。(鳥の名はアオサギ:中山正夫氏談)
セキレイを撮っていたところ、「ボチャン、ボチャンと音がするのです。話には 聞いていたが、お目にかかるのは生まれて始めての、カワセミが水面の魚めがけ ての急降下です。これにも勿論カメラを向けましたが、シャッター2回でフイル ムが終わってしまいました。また、明日も行かなくてはなりません。ご期待下さ い。(注)私はセグロセキレイと思っていたが、ひたいが白か淡黄色になってい る。利根町野鳥会長の中山正夫氏に電話で聞いたところ、黄セキレイのひなだそ うで利根町へは来たばかりだそうです。
そして4日目の朝を迎えました。お天気も最高。池は静かでめぼしい鳥も居なく
、でもすこし様子をみようと条件の良い場所を探がしていました。不意に雑草の
中から二羽アオサギが正面の絶好の位置に飛び出しオスであろうかつばさを広げ
ダンスを始めました。あわててシャッターを2回切りました。うまく撮れたかど
うか?。そのうち一羽が飛び去り、残った一羽が散歩を始めました。そこへまた
カワセミが昨日止まった位置にやって来ました。サアーどちらを狙うか忙しくな
ってきたのです。 野鳥写真歴3日の写真の成果は下記に。(2000.9.28撮影)
そして5日目、明日から仕事に入るので、今日こそは決着をつけなければ、お天
気もまずまずでしたので、今日は朝ご飯をとり半日がかりの決意で出向いた。
現場に着いて先ず目にしたのはジョギングで模型と見間違えた幻のアオサギ、も
うお目にかかれないと思っていたのに、今日は何と良い日なのだろうと感謝した。
結果をお話すると、今日の収穫はアオサギ一つがい、白鷺3つがい、ハト一つが
いと、つがい鳥が多かった。その他キセキレイ、を至近距離から写せた。カワセ
ミも近くの絶好の所に止まったが、すぐに飛び去ってしまった。アオサギの飛来
4〜5回、ハトの求愛、シラサギ乱舞等見せ場が多かったが、私が未熟なため最
高の場面は5つくらいとり逃がしてしまった。一寸の油断も出来ないことと、予
測をたててカメラを構えることの大事さを痛感しました。
ー ミミズクの話題 利根町布川に新規開店した大型スーパー店ヤオコーがある。隣は利根ニュータウン団地である。この団地の南側は利根川堤防まで見渡せる水田地帯になっており、団地寄りには土地開発予定地とかで休耕田が目立って存在しています。(柵が張られている) 長期休耕田のためネズミが多く居ると見えて、最近ミミズクの飛来が多くなって来ました。500ミリクラスの望遠レンズ並んだという話です。私も今日15日下見見聞をしてきましたが、噂どうりで4〜5羽のミミズクを確認しました。千葉ナンバーなどもあって10〜20Kmの遠隔地の人も訪れているようです。 今日は6〜7人でした。最適時間帯は午後3時〜4時半のようです。見ていたところ、乾いた田圃に入って鳥の跡を追いながら何回もシャターを切ってた人も見受けました。ある程度の距離を保てばミミズクは一気には飛び去ることはないようで、これなら200ミリの望遠レンズで間に合いそうです。但し他に撮影者が見当たらないところでの話ですが。 追記(16日) 16日午後3時半200ミリ望遠を持ってに行って見ました。ミミズクがあちこちと低空飛行をしていました。7〜80メートル先の高所に止まった一羽を写しましたが物になるかどうか疑問です。今日も5〜6人来ていて大型カメラを構えていました。「どちらから」と伺ったところ、なんと埼玉だそうです。車も春日部ナンバーでした。望遠レンズはと聞くと600ミリにテレコンバータを付けて撮ったそうです。埼玉といい、600ミリ+テレコンといい「蛇の道は蛇」だと痛感しました。 |