飛行野鳥を撮影するため、航空機でテスト撮影

このページを読むにあたっての用語説明

スチルカメラ
ビデオカメラやシネカメラと区分するするための名称です。
フィルムカメラ(または、銀塩カメラ)
デジタルカメラと区分するための名称で、受像板に銀塩フィルムを使用して、化学変化で色を表現しています。
デジタルカメラ
銀塩フイルムの代わりに撮像素子(CCD)を使用して、コンピュータ処理をして記憶媒体に保存しています。
光学ズーム
普通のカメラ (銀塩カメラ) と同じ仕組みで、レンズを動かすことによって、焦点距離を変化させ、光学的に拡大して写しています。
プレシジョンデジタルズーム
写った画像の一部を切り取って補完拡大しています。いくら倍率を上げてもExif情報では、光学ズーム最大値以上には表示されません。
DSC-H1の場合:画像サイズの設定に関わらず、最大24倍までデジタルズームしますが、画像は劣化します。
スマートズーム(デジタルズームの一種)
写った画像の一部を切り取って補完拡大することに変わりはありません。いくら倍率を上げてもExif情報では、光学ズーム最大値以上には表示されません。
メーカー独自の機能か、ソニーH1の場合、「画像サイズに応じて、画像が劣化しない範囲内にデジタルズームを制限します。 [5M][3:2]の時は使用できません。(w300の場合[8M]までで[10M]以上は使用不可)」
テレコンバージョンレンズ
光学レンズの交換ズームレンズと同じく、望遠側の焦点距離を伸ばして遠くのものを近づけて写します。画像の劣化はありあせん。

前回「光学ズームとデジタルズームを考える」で検証した結果、デジタルズームで野鳥撮影した
方が撮り易いかな?(間違った考えかもしれませんが)と思いました。飛行体ではどうでしょうか?


過去の飛んでいる野鳥の撮影5件

1.ソニーデジカメ―DSC-F707の光学ズーム5倍でカルガモ飛行を撮影


カルガモ飛行


2.銀塩カメラ―ニコン200mm望遠レンズで、アオサギ飛行を撮影

アオサキ飛行の写真   アオサキ飛行の写真
アオサキ飛行の写真   アオサキ飛行の写真


飛んでいる野鳥撮影の前に、航空機撮影で訓練

1.ソニーデジカメDSC-H1のスマートズーム(デジタル)3Mモード(2048×1536px)で撮影

ソニーDSCH1デジタルズーム15倍で撮影
     


2.ソニーデジカメDSC-H1の12倍光学ズーム5Mモード(2592×1944px)で撮影

航空機までの大凡の距離は3000メートルから4000メートルと思います。西日の当っている状態が最適で、太陽が南中の前後は上手く行きません。 機体が白く、バックとのコントラストが低いためです。飛ぶ鳥の場合は、そんなに影響はしないと思います。
いろいろテストしましたが、結論としては、12倍光学ズーム5Mモードと3Mモード(2048×1536px)の場合、合焦が早く成功率90%位と安定していました。

航空機撮影

航空機の写真
↓クリックすると拡大します。
  
↓クリックすると拡大します。
航空機の写真  


3.ソニーデジカメDSC-H1の12倍光学ズーム3Mモード(2048×1536px)で撮影

航空機撮影

航空機の写真       
        
        


飛んでいる鳥の撮影(殆ど成功) 距離:2〜300メートル位 仰角:10度〜35度位

翼下の文様、尾が三味線のバチ形で、「トビ」のようです。最後は尾長の「チョウゲンボウ」。
飛鳥の写真           
           
  


4.ソニーデジカメDSC-H1の20倍光学ズーム3Mモード(2048×1536px)で撮影

DSC-H1にテレコンバーションレンズを付けて、光学ズーム20倍にして条件を良くして良い写真を 期待しました。
液晶画面(フアインダー連動)上では十分余裕が有ったのですが、しかし、薄青空と白い機体でのコントラストが低い状態では、 自動焦点が合わせにくいこともあって、シャッターチャンスを逃がし、ピンボケ多出で不合格でした。
(と言うことを一昨日書きましたが、)
ところがどっこいです。DSC―H1カメラに「コントラストの設定」項目があり、本日の3月11日天気快晴一日中雲なしの上天気に恵まれて、 11時から17時まで航空機を撮り続けました。50点程の作品です。下記をご覧ください。


5.ソニーデジカメDSC-H1の20倍光学ズーム5Mモード(2592×1944px)で撮影

利根町上空を通過した順のスライドです。同機種の重複も有りますが、珍しい機種もありました。昼食時を除いてですが。 欠落は数点以内かと思います。
こちらから、どうぞ。



以下は、参考的に掲載しました。

6.ソニーデジカメDSC-W300の3Mモード(2048×1536px)でスマートズーム6.2倍で撮影

DSC-W300のの場合、フアインダーはありますが、ただ、視野のみの表示でピント枠も表示されません。機能の表示は液晶パネルを見ないと分かりません。 明るい空を眺めていると、液晶表示が見えにくくなり目的物を捉えることが難しくピント合わせに苦労します。航空機撮影の場合の成功率は50%以下です。
飛鳥の場合はそのようなことはないと思います。良い点は、バックの明暗を自動調整するので、全くのバカチョン カメラです。

航空機撮影

航空機の写真     
        
     


飛んでいる鳥の撮影 距離:300メートル位

長い尾なら「チョウゲンボウ」だが。または、「タカ」か?
飛鳥の写真         飛鳥の写真     


7.ソニーデジカメDSC-W300の光学ズーム3倍13Mモード(4224×3168px)で撮影

低倍率3倍ズームでも、画素数の大きさでカバー出来ないかと思いましたが、3倍ズームでは、如何ともし難いです。

光学3倍13Mモード   グライダーの写真   光学3倍13Mモード  

本ページは、随時画像の追記・取り換えをいたします。

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