手元に有るソフトで画像処理

手軽にできるデジカメの画像処理

WindowsXPの「Microsoft Office Picture Manager」でデジカメ画像の処理

以前、Windows98には、「Microsoft Photo Editor」が、標準で添付され、私は大変お世話になりました。 何といっても[トリミング]というメニューがあって、選択した画像の必要部分を残して、他の不要 部分を一発で取り去る機能です。 ところが、そうでないソフトが多いのが現実です。(例えばMSのペイントのように。)追記(2009-11-22):VISTAになって、MSのペイントに[トリミング]機能が付きました。

Windows98 2nded やWindowsMEになって、標準添付ではなくなってしまいました。 そこで、世界で最も愛用されている無料ソフトの[イーファンビュー]を使うようになりました。
(このソフトのトリミングは、画像処理ソフトの中で最高に簡単で、画像の取り込みとトリミングで1分程度、 しかも、分かり易いので重宝しています。)

WindowsXP sp2の Microsoft Office 2002以降には、「Microsoft Office Picture Manager」が 標準で添付されるようになりました。デジカメから、パソコンに画像を取り込んだら、XPの機能 だけで、画像処理ができてしまうのです。そこで「手軽にできるデジカメの画像処理」のタイトルにしました。
これで、メール添付用画像やホームページ掲載用には十分通用する画像が得られることになります。

最近は、「デジカメに同梱された、画像処理ソフト」も良くなっているようです。わざわざ、 「Microsoft Office Picture Manager 」を使わなくても良いかと思いますが、用語が各メーカー 夫々独特の表現をしています。

若し、初心者で使用法が分かりにくいなど御座いましたら、取り敢えず「Picture Manager 」を お試しになっては如何でしょうか。デジカメからパソコン(WindowsXP-Offise2002)に画像を取り 込める環境であれば、後は何も必要としませんので。

【補足:私の知り得た情報では、キャノンのソフトは優秀との巷の評判です。(以前はカメラ同梱の ソフトは殆ど問題視されませんでした。)同ソフトをお持ちの場合は、使用法をマスターすること をお薦めいたします。】

「画像の編集(レタッチ)」   

明るさとコントラスト、色、トリミング、回転と反転、赤目修正、サイズ変更等を施して、 画像の見た目を良くすることができます。ここでは、トリミングとリサイズを取り上げます。

 画像の構図を決める[トリミング]と使用目的に叶った[リサイズ]の2例
    についての説明ですが、他の機能は概ね類推できることと思います。

「Microsoft Office Picture Manager 」の起動法

[スタート]→[すべてのプログラム]→[Micrisoft Office]→[Micrisoft Officeツール] →[Micrisoft Office Picture Manager]です。

[デスクトップ]に[ショートカット アイコン]を置いておくと使い勝手が良くなります。
作りかたは、[Micrisoft Office Picture Manager]を右クリックします。
メニューの[送る]をポイントします。サブメニューの「デスクトップ(ショートカットを作成)」です。

「画像の取り込み方」

第1の方法

  ソフトを開くと、必ず第1図のように3つのエリアで構成された画面が表示されてます。

  1. 左側が「エクスプローラ」風の「マイピクチャー・マイドキュメント」フォルダへの「ショウトカット」
  2. 中央が、「画像エリア」です。「サムネエル」の場合は3列に表示されます。(第1図は縮小して
    有ります。)
  3. 右側が、「作業ウインドウ」になっています。

第2の方法

[マイ ドキュメント]→[マイピクチャー]のフォルダーを開いて[目的のフアイル]を見付けます。 [右クリック]→[プログラムから開く]をポイントして、サブメニューの[MS Office Picture Manager] をクリックします。

「トリミング」

編集する画像の表示

第1図

第2図
      
  1. 編集をするサムネエルをダブルクリックすると、標準表示の[640px×480px]
    の画像が現れます。(第3図参照)

    若し、画像を大きくしたかったら、「ショートカット」エリアと「作業ウインドウ」
    ?エリアを小さくするか「ショートカット」の[×]ボタンとと「作業ウインドウ」の
    の[×]ボタンで、両者を消した上で(消し方のもう1つの方法です。)ツール
    バー「ズーム」か若しくは、画像の下に有る、「拡大/縮小」のスライダーつ
    まみで行って下さい。


  2. 第3図は、第1図の「作業ウインドウ」のメニューから、[画像の編集]をクリック
    して、[トリミング]をクリックしたものです。周囲の8個のハンドル操作でトリミン
    グします。

第3図

トリミングの設定

横幅と高さの設定 4:3 にする(印刷等の都合で必要があれば[127:176]を選択し、
   ラジオボタンの横か縦にチェックを入れる)

第4図

  1. 「角」のハンドルを操作して、トリミングを行います。「縦横比」は常に保たれます。
  2. この図の段階では、フアイル サイズが「2081×1502ピクセル」で大き過ぎます。

「リサイズ」

  1. トリミング後の新しいサイズは、[2081×1502ピクセル]です。([1024×739ピクセル]の表示はたま
    たま、1番上のサイズを反映しているにすぎません。)ここで、自分の欲しいサイズを選択します。
  2. そこで第5図で、「定義済みのサイズ」にチエックを入れ、▼ボタンを押して[Web大(640×480
    ピクセル)]を選択したところです。
  3. [OK]ボタンを押します。
第5図

第6図は、サイズが変更された図です。[640×462ピクセル]と]表示されました

第6図

以上で、「トリミング」と「リサイズ」が完了しました。

参考「メニューの項目」

作業ウインドウで作業ができますが、当然メニューバーから作業ができます。

第7図 フアイル メニュー


   第8図 編集 メニュー    ・    第9図 表示メニュー   ・   第10図 画像メニュー   ・   第11図 ツール メニュー

        

「画像の保存」

編集した画像を[フアイル]メニューの「名前を付けて保存する」で保存します。
オリジナルの画像はそのまま残ります。
上書き保存の場合はオリジナルの画像は残りません。
他の場所(フォルダ)にファイルを移し変えたりすることもできます。

その他

手動スライドショー

マウスのホイールを前に回せば、前の画像が、後ろに 回せば次の画像が見られます。現在開いている画像と同じホルダ内の画像の全てがホイールを回して見られます。

サムネエルを使って、アルバムを作成

若し、フォルダ内の画像名を番号と好きな名前を付けて整頓すると、サムネエルがアルバムに変身します。
コツが有ります。拡張子のjpgはカット出来ませんからスペースキーで右の方へ追いやります。
文字が真下に来るように、名前の左側にもスペースを入れます。出来たのが下図です。


印刷はまだ行っておりません。利用価値は ? です。

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